Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

パニック障害について(PD)

実は、自分は2年のほど前にPDになってしまった。
いわゆる「パニック障害」である。
突如、ものすごい頭痛と、とてつもない死の恐怖感におそわれ、どうにもならなくなってしまった。

その前から、なんだかおかしい、とは思っていた。
自転車で走っていても、なぜだか無性に悲しく、気分が落ち込む。
今思うと、鬱の症状は出ていたのだろう。
パニック障害は、鬱病の一種である。

念のため、脳ドックで脳のMRIを撮影。PDになると、狭いところがダメになるので、開放型MRIを探し、精神安定剤を注射してもらって撮影した。結果は、医者が驚くほど綺麗な脳で、しかも萎縮の見られない、若い脳だった。「年齢、本当ですよね?!」と確認された。
自分は、たしかに年齢よりよほど若い表情をしているが、それは脳に関係あるらしい。

器質障害ではないことがわかり、心療内科(つまり、通いやすい精神科)に行った。
パキシル、という薬を処方された。
この薬で、ほとんど副作用なく、症状は改善した。
おかげで、今では何の問題もなく働いている。
それでも、ときどき電車が怖かったり、飛行機やバスで追いつめられていたりする。
じっとりと汗をかいている私を、周囲はけげんな目で見る。

実は。今日は調子が悪いのだ。ざわざわ。胸の中がする。紙一重でとまっている。
それでも、仕事をする。まったく能率があがらないよ(T_T)

40すぎのいい歳のオヤジでも、たまには、弱気になる時もある。