Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

パンク修理


最近、休日毎に天候が良くなかったので、自転車に乗っていなかった。
この連休で、梅雨明けになったので、久しぶりに出かけることにした。

目標は関宿城にしたが、往復だと120KMくらいにはなる。
洗濯だの掃除だの、家事をやっていたら出発が11:30になってしまったので、ややムリだけど、まあ行けるところまで、の気持ちで走り出す。
途中、水元公園で休憩して、コンビニおにぎりで昼食。
それから、江戸川サイクリングロードで北上を開始したのだが、(*_*) マイッタ。。。とにかく暑い。
給水しながら走るのだが、500mlのペットボトル2本が全然もたない。
おまけに、ブランクのせいか、身体が重い。これは、身体を作り直さないと厳しいなぁ、と思い知る。
野田まで走って、醤油のニオイを嗅いだところで断念。まだ日は高いが、自走でのんびりと帰ることにした。
ところが。。。気がついたら、すごい向かい風で、全然スピードがあがらない。
おまけに消耗しているから、足もまわらない。給水も思うようにいかなくて、すっかりだらだら走りになってしまった。きつい。
ようよう、三郷までもどったところで、サイクリングロード下に自販機があるのを見つけ、なんとかエビアンを買って流し込む。一気飲みはかえって疲れるから厳禁だが、もういいや、の気分である。
そのまま、しばらく15分ほど休憩して、さて走りだそうとしら「ぷしゅ~うっっ!」
何を踏んだか、パンクである。ついてないときはこんなもの。
その場で、予備チューブを引っ張り出してパンク修理だ。

あの細いロードレーサーのタイヤで、パンクしないのか?と良く聞かれる。答えは簡単で、タイヤが細ければ圧が高く、よくパンクするのである。物理の法則である。
よくサドルの下にちっちゃなバックをぶら下げているが、あれがパンク修理セットで、たいてい予備チューブを入れてあって、その場でチューブを交換する。穴があいたチューブは、あらためて自宅でゆっくりパッチを当てて直す。

作業時間は、全部おわるまで15分くらいだった。我ながら、慣れてきたもんだと感心する。タイヤをはめるときは、指ではめるのだ。ちょっとコツを掴むと、意外と簡単にできるようになる。

よく、パンクしたままで、修理も面倒なのか、駐輪場に自転車がほってあるのを見かける。
それを見るたびに、修理してしまいたい!という欲求に駆られるのである。指先がうずうずする。完全に病気だ(笑)

知る人もない旅先で、人通りの少ない道で自転車修理をしているときの、ちょっとした不安感と自分の技量を信じての作業は、人生の寄り道としては上等だ。再び走り出したときは、かなり元気を取り戻して、予定通り夕方には帰宅できた。サイクリングはうまくいかなかったが、ま、こんな日もある。