Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

離婚について

どうやら、我がニホンでも計算によると、2分間に1組が離婚していることになるらしい。
カップラーメンよりもお手軽なんである。

離婚が増えた原因は、なんといっても女性が経済力を身につけたおかげだろう。
ガマンする必要はないんである。イヤになったから離婚するんである。

ただ、自分は思うのだが。「どうせ離婚するなら、最初から結婚しなきゃいいじゃんか」
考え方によれば「いいじゃん、1回結婚できたんだからさ」ということもあるんだが。
これって、ポジティブ思考と言えるのかな?

私の部下の恋愛達人によれば「愛に永遠はない、人は変わる」のだ。
よって、そのとき燃え上がっていても、いつかはさめるし、違う人に目移りしたりする。
ところが、それだと、子供を養育する場合などに困ったことになる。
奥さんは子供が小さくて働けないのに、ダンナがころころと次の女に手を出すようじゃ、安心できないわけである。まあ、女性だって、ダンナをほっておいて遊びほうけるということはあり得る。それだと、ダンナは安心して残業もできないので、じゃあオイラも遊んじゃえ、となる。
これじゃあ、世の中、ちょいと困るので、男女双方を束縛しちゃえということで「結婚」制度ができた。
よって、結婚というのは「離婚しないから」価値があるんである。
考えてもみよ。離婚前提で結婚するとして、その結婚に価値があるであろうか。
それなら、最初から結婚するなよ、が普通なんである。

これは実は論理的な結論であって、外国によっては「離婚を認めない」国もある。入国カードの婚姻状況は4つになっていて「独身、結婚、同性愛、別居」になっている。その「別居」が、離婚できない国の場合の「実質離婚」になるわけである。(同性愛は結婚できない人の実質結婚ですね)

自分がそんなことを言うと、会社の意地悪い女子社員達はこう言う。
「そんな屁理屈並べてないでさぁ、1回くらい結婚したらいいじゃないのさ」
で。
女はわかっとらん、と私は思う。

こんな有様だから、そりゃ結婚できないわけである。思わず納得するのであった。