Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

復活したパニック。飛行機。。。

*さて、本日より復帰します。また、更新を頑張ろうと思います。

郷里でノンビリ夏野菜の収穫をし、ご先祖さまに手を合わせて迎え火を焚いて過ごした。

おりしも、戦後60年で、また戦争の話題がたくさん。
亡くなった祖父の遺品を整理していたら、多くの従軍中の記念品を発見した。
なかには、連隊で出版した貴重な戦記もあり、興味深く読んだ。
亡き祖父が、言いたいことがあったのかもしれないと思った。
いろいろ考えたことがあったが、折々、またこのブログに書いていこうと思う。
私の考えは全く変わらない。
8/21に、靖国神社に参拝してこようと思う。ちょうど、この日まで、日本軍は戦っていたのだし。
占守島の守備で激戦した将兵も含めて、感謝の気持ちをお伝えし、慰霊をさせて頂きたいと思っている。(詳しくは「8月15日の開戦」池上司(角川文庫)に詳述あり)
誤解をして欲しくないので言うが、戦争を賛美したり、軍国主義を賛美したりする気持ちではない。これらの全てを否定する。ただ、私にとって、この国のために戦い、亡くなられた方々に、感謝や尊敬の念を持つことは自然なことであり、その行為を「軍国主義賛美」だとか「兵隊は指導者にだまされていたのだ」と全て簡単に断じること自体が、ある種の思想統制(=ファッショ)であると批判する。実際の将兵の思いは、もっと様々であったはずだ。仮に、指導者が唱えた「大東亜解放」が「ウソ」であったとしても、それを信じた兵の戦いが「ウソ」であるとはならない。理の当然である。
(実は、私はウソだと思っていないのだけど)
祖父の遺品を見て、改めてそう感じた次第である。

さて、帰省先が遠いので、どうしても飛行機を使う。
行きは良かったのだが、昨日の帰京の機内では、実に苦労した。
乗れない。。。搭乗30分前に、ソラナックス精神安定剤)を飲んだが全く効く様子がない。
さらに一錠を追加して飲み、無理矢理乗り込んだ。
席におさまった途端、降りたい衝動に駆られるが、当然ハッチは閉じられる。
思わず立ち上がってカバンを足下におき(中に薬袋が入っている。しかし、これ以上の服薬は難しい)気分を落ち着かせようとするが、とにかく外に飛び出したい。。。もちろん、物理的にムリである。
書物を見ようが、音楽を聴こうが、目をつぶろうが、とにかくダメだ。

離陸して後、なんとか薬が効いてきて、とにかく羽田までアタマがボーとした状態になってくれたので助かったのだが。
しばらく、忘れていたのに。
また、よみがえってきた。あれである。なんでだろう?

経験者でなくては、あの底なしの不安感、心臓がのど元までせり上がるような恐怖は分かっていただけないだろうなぁ。ムリなんである。わかっちゃいるけど、どうしようもない。不安、恐怖、ありとあらゆる恐ろしい感情が私の心の底でうごめく。

もちろん、死にはしないのだ。
わかっちゃいるが。
正直、たいへん疲れる病であることは確かだ。

今日から勤務である。
私が自転車通勤をしていなかったら、おそらく、今の仕事を続けることすら出来なかったに違いない。
ふだんは、病気のことは、あまり意識もしないのだけど。

久しぶりに、正直なところ、すっかりマイってしまったのだなぁ。
はー。ガックリ。。。なんである。