Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

不眠症

私のパニック障害は、なんとか薬で収まっている。有り難い現代医学のおかげだ。
しかし、不眠はどうにもなっていない。

30代になった頃から、非常に生活に苦労したことがあって、その時からどういうわけか夏に眠れなくなった。仕方がないから朝まで本を読んで、翌日朦朧として出社。その日はさすがに眠れるが、翌日はダメ。簡単にいえば、1日おきの睡眠である。

パニック障害鬱病の一種であるが、鬱病には、実はこのような「夜中に目が覚める」という症状がつきものである。

病院に通院しだしてから、マイスリーという睡眠導入剤を貰って飲んでいる。これは、ぐっすり眠れる有り難い薬だ。

先日、週末に飲み忘れた。珍しくバタンキューで眠っていたのだ。そしたら、夜中に目が覚めた。「大丈夫。眠れるさ」と思ったが、朝までまんじりともせず。
やはり、治癒してはいないらしい。

眠れなければ眠らなければ良いのだ。しかし、そうすると翌日がつらいので「眠らなければ」と思う。早い話が、翌日の仕事が気になっているだけのことだ。

こうして、毎日をすり減らしながら生きている。

まだまだ、修行が足りないようだ。

もしも、私が人生で仕事をしなくて良い立場になったときは、薬をやめて朝までのんびり起きて本を読み、そのまま疲れて自然に眠りたい。
そのまま目が覚めなければ、大変幸福な終わり方だと思うのである。