30代になった頃から、非常に生活に苦労したことがあって、その時からどういうわけか夏に眠れなくなった。仕方がないから朝まで本を読んで、翌日朦朧として出社。その日はさすがに眠れるが、翌日はダメ。簡単にいえば、1日おきの睡眠である。
先日、週末に飲み忘れた。珍しくバタンキューで眠っていたのだ。そしたら、夜中に目が覚めた。「大丈夫。眠れるさ」と思ったが、朝までまんじりともせず。
やはり、治癒してはいないらしい。
やはり、治癒してはいないらしい。
眠れなければ眠らなければ良いのだ。しかし、そうすると翌日がつらいので「眠らなければ」と思う。早い話が、翌日の仕事が気になっているだけのことだ。
こうして、毎日をすり減らしながら生きている。
まだまだ、修行が足りないようだ。
もしも、私が人生で仕事をしなくて良い立場になったときは、薬をやめて朝までのんびり起きて本を読み、そのまま疲れて自然に眠りたい。
そのまま目が覚めなければ、大変幸福な終わり方だと思うのである。
そのまま目が覚めなければ、大変幸福な終わり方だと思うのである。