Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

突発性難聴

先週の日曜日から、急に耳鳴りがでてきた。
月曜に、たまりかねて医者にいったところ「低音性突発性難聴」とのこと。特に、人声から下の音が聞こえないし、高い方も跡切れ跡切れとなっている。ラジオが壊れたような調子である。
ストレスが原因、とのことで、処方をもらって飲んでいる。

私は、メニエール病の既往歴があり、おそらく、その再発ではないかと思う。しかし、今回はめまいがほとんどない。やはり突発性難聴か。
浜崎あゆみと同じ、ですか?そこまで流行を追うつもりはないんですが」と聞いたら、その女医に笑われた。ま、しかし、そういうことである。

朝、通勤路を歩いていたら、左の路地から出てきた佐○急便のトラックに気づかなかった。音が聞こえないのは、非常に不自由である。おかげで、きょろきょろと左右を見ながら歩く。
自転車通勤は、昨日やったが、やはりちょっと怖い。

ところで、処方でもらった「イソバイド」なる飲み薬だが、劇的にまずい。おそらく、もともとが酷い味で、それを分からなくするために、大量の人工甘味料をぶち込んだのだと思う。奇怪な甘さであって、もう死にそうなほどまずい。
30ミリリットルを飲むのに、かなりの「決心」を必要とするぐらいである。医者自身が「まずさに自信あり」と断言する代物だ。ところが、こいつに代わる薬がないようで、どうにもこうにも仕方がない。
ぐっと飲み干すと、胸焼けで気持ちが悪くなる。
この薬を飲むこと自体が憂鬱で、回復が遅れるのではないか、と思うほどひどい。

精神的には、さほどマイッタとは思っていないのだが、どうやら私の神経は、私が思うよりも繊細らしいので、ときどき私の肉体は反乱を起こすのである。

そんな私が一番心配しているのは、オーケストラで弦の音が聞こえなくなることだ。だって、左側なんだから、最悪ではないか。ささやかな楽しみも、目下はなくなってしまった。

早く直って欲しいんだが、来週回復しないと、いよいよステロイド点滴かなあ。
がっかりするような話である。

まず何よりも健康第一ですなあ。しみじみと思う次第ですわい。