Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

鯨刺身


会社の部下達を誘って、久々に一杯やりにいった。サラリーマンの幸福ですわなー。

桜を眺めつつ、大塚の老舗居酒屋にたどり着き、そこでビールを一杯。うーむ、そろそろ暖かくなってくると、これがなんともいえんですな。

さてと。。。ツマミを、と思ったら。お、ありましたがな!早速注文。
「鯨の刺身」です。

生肉なので、臭味消しにショウガをすり下ろして一緒に食べるのですが、同じ生肉でも馬刺しとか牛刺しとか違って、非常に食べやすい。
おそらく、最近の冷凍技術の向上によるものなんでしょうなあ。

私は馬刺しが苦手です。昔、熊本に主張して、地元の名店に連れて行ってもらい、たらふく米焼酎と馬刺しを食った。美味かったと満足して、ホテルに戻ったが、それから後がたいへん。はい、当たり、ですわ。
もう七転八倒の苦しみを味わいました。
それ以来、どうも生肉に抵抗があるんですね。特に、あの脂がダメです。馬の脂は一番臭味がないのですが、それもダメになりましたから。

しかし、鯨は別、です。脂の臭味が、陸上動物とはやっぱり違って、全然ないんですね。ショウガは良いですが、別に使わなくても食べられます。肉の血の味(甘い)はもともと好きな方で、しかし脂の臭味が嫌いな私にはピッタリ。
「やっぱり鯨は魚だよねえ」などと。え?!生物学?!関係ない(笑)食い物、として思うだけの話で。

そういえば。
捕鯨反対のオーストラリアは、カンガルーの駆除もできなくなったそうですな。
まあ、お気の毒だと思わないでもないですが。
あのニュースを最初にみたとき、私は「これはいかん」と思ったです。ナニがいかんて、駆除の方法が「薬殺」ですよ。それはいかん。薬殺した動物の肉は、不気味で食えんではないですか(笑)やっぱり、射殺か撲殺。これが基本でしょうが。
それとも、その薬殺したカンガルーを、まさか「廃棄処分」などにするつもりですか?なんと罪深い。大事なジビエですぞ(笑)カンガルーステーキやカンガルーシチュー。カンガルーカツもいけるかもしれない。
尊い命を、ただ殺す法はありません。感謝しつつしっかり食らう、これが基本でしょう。

だから。
増えすぎて困っているブルーギルブラックバスもカンガルーもヤギもイノシシもシカも、みーんな食ってしまえば良いのです。

生き物は、他の生き物の命をもらっていきる。天然自然の理じゃありませんかね。