Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

平和的解決

大相撲で、また八百長が発覚し、問題となっているようだ。
私は、特別に相撲ファンというわけではないので、この件についてはとやかく言うつもりはない。
プロレスと同じで、興行と考えれば八百長もアリなのだが、特殊法人として税制上の優遇を受けたりしているとなれば、興行目的の利益団体(株式会社)にしろ、という意見も出てくるのだろうな、とは思う。

そういうことではなくて、私が言いたいのは、そもそも八百長が悪、という話が成立するのか?ということである。

前後民主主義教育の象徴として、運動会で最後は「みんなで手をつないで一緒にゴールイン」というかけっこがあったと聞いたことがある。私自身は、そんな経験はないんだけど。
で、思うのだが。

「ガチンコ」という「力で決着する」よりも、「八百長」という「話し合い」で解決することのほうが悪である、というのは何故なのであろうか?(笑)
我が国は、憲法9条という一部の論者に言わせれば「世界に誇る平和憲法」の国である、はずなのだ。
民主主義で、平和憲法なのだ。
だから、野蛮な相撲にも、平和憲法的精神で「話し合いで解決」した結果が「八百長」なのではないかね。

よって、特に護憲派の皆さんに、衷心から申し上げたい。
今こそ、時節到来である。
「武力解決」よりも「話し合い解決」を求めた八百長力士、断固支持!
力士同士を戦わせて、興行の権益を独占しようとする協会親方ブルジョア連中の陰謀を許すな!
今こそ、旧弊を打破し、真の「民主的土俵」を確立しよう!

などと。
主張してくれる勇士がいたら、私も転向を考えてもいいんだがな(爆笑)
思想の一貫性、というものは、こんな場合にこそ問われるものではないかねえ。