Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

だめだ こりゃ

アカヒいけね朝日新聞が、ついに謝罪した。
従軍慰安婦報道の32年ぶりの撤回、池上氏のコラム掲載拒否、吉田調書で福島第一から逃亡と誤報、、、ま、これだけ続けりゃ、もうダメだろう。
むしろ、今まで謝罪しなかったことのほうが驚きである。
さすが、戦前は「一億火の玉」「支那を膺懲せよ」と煽りまくり、戦後しれっと一億総懺悔に転向した新聞だけのことはある。並の神経ではない、図太いもんである(苦笑)。

しかし、その謝罪会見上でも「慰安婦問題については、従来と変わらない立場」だと。私は、それを聞いてずっこけた。なーんも反省していない、のである。だめだ、こりゃ。

朝日新聞は、いまだに慰安婦問題を「慰安婦がいたことは事実であり、侵略戦争と植民地支配の中で起こった」としている。慰安婦の存在そのものが問題、というのである。
しかしながら、そもそも、ことの発端は慰安婦が「強制連行」された、ということであった。言うまでもないが、当時は売春自体が合法である。
間違ってはいけないが、今でも、売春は合法である。ただし、管理売春すなわち「他人に売春させること」が違法なのである。
人が、どういう職業につくか、どのような仕事を行うかは基本的に自由であるが、性に関しては、人に強制することが悪だということなのである。

今でも、ソープランドに行くと、基本的に入浴料しか払わないのである。あれは、特殊な「浴場」なのである。そこで、女性がでてきて、突如としてその男女間に恋愛感情が生じることになっているのだ(苦笑)。
さて、この商売を「賤業」だといって、よいものであろうか?
私は、まったく否であると思う。

以前にセックスボランティアの本を読んだが、世の中には、障碍者のように、通常の恋愛が難しい人たちもたくさんいる。本人の責任ではなく、ただ、恋愛が自由市場である以上、他者との競争で絶対的に不利な人たちである。彼らの性の問題に向き合うボランティアが崇高で、商売にしたら賤しいとでもいうのか?まったく理解できない話である。

そして、付言すれば、人は誰でも自由に職業を選べるが、しかし、自分が希望した職に絶対つけるとは、限らない。色々な都合で、人は職業を選ぶ。その中に、賤業といわれる職業を認めれば、それは差別につながる。

慰安婦を、その職業のゆえに差別すべきではない。
ゆえに、強制連行がなければ、それは職業である。
差別すべきではないと、私は思う。

朝日新聞は、もしかしたら、職業蔑視をしているのか?
たとえば、この世で唯一、特別な地位にある職業は、新聞記者であるとか、だ。

だとしたら、ほんとに、どうしようもないね。