Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

性犯罪を激減させる方法

松島みどり法相が「性犯罪者に対してもっと厳罰を」と指示しているそうで、一部に物議を醸しているらしい。しかしながら、性犯罪者の再犯率は非常に高いそうで、松島法相の発言にも一理あるのである。

刑罰には教育刑主義と応報刑主義というのがある。
平たく言えば、教育刑主義が「犯罪者を再教育して、社会に役立つようにしよう」というもの。
応報刑主義が「被害者の無念を晴らそう」というものである。
刑法の授業では、教授いわく「応報刑主義は野蛮かつ粗野な考え方であり、理性的に考えれば役立たずで害をなす人間をまともにして貢献させたほうが社会にとってプラスであるので、教育刑主義が望ましい」としていたように記憶している。
再犯するということは、再教育が不十分であると思われるので、その意味では松島法相の考え方にも一理あるのである。

ところで、強姦というのは親告罪であって、ようは被害者が申し立てると、犯罪になる。
シチュエーション的に強引であっても、相手が素晴らしい好みのイケメンであれば「ま、いっか」となるのであり、つまり被害者が訴えないので無罪である。
その逆に、仮に夫婦間といえども、相手に強要し訴えられたら有罪である、という見解が有力なのである。
すなわち、一般的に申せば、女性が申し立てれば犯罪、スルーしたら無罪である。
この法理はセクハラにも応用されており、同じ発言内容でも、ナイスイケメンで女性がスルーすれば問題なし、嫌われているオヤジ管理職なら有罪となる。

とすると、キムタクでない我々のような一般オヤジは、どうすればいいのか。
簡単であって、自衛のためには、婦女子に近づかぬ、これに限るのである。
さすれば、心安らかに「このヒト、セクハラですー!チカンですー」と叫ばれて人生終了、という恐怖を逃れて生きていけるのだ。
古諺にいう「李下に冠を正さず」あやしげな振る舞いをするものではない。

さらに画期的な提案をしたい。
すべての犯罪行為には、必ず予兆があるのである。
殺人狂は猫の首を切って殺すし、犯罪発生地帯では地下鉄の窓が割れ、スプレーで落書きされ、ゴミが捨てられる。これらの予兆を一掃すれば、犯罪行為は未然に防げるのである。

すなわち、性犯罪を未然に防ぐには、予兆であるところの男女交際を禁止すべきである。
電車もバスも男女別車両にすれば、チカンは起こらない。
学校も会社も、すべて男女別にすべきであろう。
そもそも、男性は女性に話しかけてはならん、という法律を施行すればよいのである。
話しかける場合は、最寄りの市役所に出向き、「会話許可証」を印鑑証明とともに取得してからのちに、話すようにすべきである。
さらに交際に至っては、性行為のつど、事前に「性行為届」を発行し、男女それぞれが署名とともに実印を押印すればよい。そうすれば、事前に同意があったことが明瞭であり、冤罪を防ぐことが可能である。
もちろん「無届け性行為」は、厳しい罰を課すものとする。無届の場合は「強引になされた」疑いがぬぐえないものであり、これらを見逃せば、ひいては犯罪につながる予兆と思われるからである。

このように法を抜本的に見直せば、憎むべき性犯罪は激減し、人権がとても大事にされる社会になり、我が国の繁栄は間違いない。

だめですかい?(笑)