秋元司衆議院議員はIR汚職事件について全面否認。検察と完全対決モードの様子である。
まあ、このケースだと、仮に秋元議員が罪を認めても、当の許認可を出す副大臣の地位でカネを受け取ったとなれば、かなり悪質とみなされて実刑を食らう可能性が高いと思う。罪を認めて執行猶予をとれるわけでなし、ここは戦おう、という判断であろう。
外堀は埋められているようなので、難しい抵抗だとは思うが、健闘を祈りたい。(苦笑)
で、このIRというのは統合型リゾートなどといっているが、実態はカジノである。カジノというのは賭博場のことである。
本日、テンニの賭け麻雀で黒川元検事長が罰金刑となってしまったが、あれのでっかいやつである。
ちなみに、賭け麻雀が賭博罪なら、フリー雀荘は賭博開帳図利罪に問われなければスジが通らないと思うのだがどうだろう?
もちろん、そんな例はないけどね。
で、IRであるが、あんなもの、無理やり法律を作る必要もないのではないか。
なぜなら、日本にはパチ屋という、誰もが知っている私営賭博場が、一等地の駅前に堂々と開業しているからである。
あれはカネを賭けているわけではなく、三店方式で勝手に外部業者が特殊景品を買い取っているのだ、という建前になっておるのだ。
であるなら、IRもそうすればよいではないか。
カードもスロットもなんでもOK、ただし、賭けるのはチップではなくてパチンコ玉にする。そう、IRはパチ屋という建前にするのである。
実際、パチ屋のスロット機というのは、実態はスロットで、チップの代わりにパチンコ玉を入れているだけなのだ。同じである。
客は、ポーカーだろうとブラックジャックだろうと、パチ玉で賭けるようにすればよい。
そして、IR店内で特殊景品に交換する。
一歩、IRを出ると、その横にちょこんと景品買取店が鎮座する、という寸法である。
三店方式で、見事に解決ではないか。
ついでに、IR店の経営者を在◯にしとけば完璧であろう。
もちろん、店内で玉を買うときはパッキーカードにして、警察OBを店内巡回ガードマンに雇用するなどの警察への気配りを忘れるべきではない。
そうすれば、滞りなく日本版IRは可能であり、秋元議員も訴追されることなく済んだはずなのである。
いかがでしょうか。