Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

愛猫を心配する

実は、先週の土曜日に、愛猫を近所のかかりつけの獣医さんに連れて行った。

久しぶりに首輪を外してみたら、なんと!首輪の下の毛がみんな無くなっており、皮膚がちょっと赤くなっていた。

首輪はきつくないものを選んでいたのですが、それが擦れて、そのようなことになったのではないか。

慌てて獣医さんに駆け込んだ。

 

さっそく先生に見てもらったところ

「これはやっぱり首輪の擦れた痕ですね。擦り傷になっているので、お薬を出しておきましょう。1週間で、この赤い傷は治ってくると思います。けれども、毛はもう生えてこないかもしれないですよ」

聞けば、こんな症状の猫は多く、首の周囲に毛のない猫がたくさんいるという。

しかし、傷が治るなら、毛が無いくらいはなんともない。

ところが、である。

傷の具合を調べていた獣医さんが

「ここ、見てください」

喉の下辺り、何か膨らんでいる。どうも、腫瘍ができているような。。。

「ちょっと気になります。組織をとって、調べてみましょう」

ということで、注射器で組織を吸い上げた。

その間、愛猫は「にゃあ」とも泣かず、じっと黙って我慢していた。

「まあ、偉いねえ」

思わず先生が褒めた。

その処置が終わると、愛猫は自分でキャリーバッグの中に飛び込む。

「早く帰ろう」

なのである。

キャリーバッグは大嫌いだが、ここに入れば連れて帰ってもらえる、と理解しているのだ。年に1回、定期検診を兼ねて予防注射に通っているので、覚えてしまったのである。

お会計を済ませて、愛猫を連れて帰った。

玄関を入った途端、我が家だと気が付き、早く出してくれとせがむ。

こんな小さな拙宅でも、我が愛猫にとっては大切な棲家なのだなあ、としみじみ。

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そんなわけで、検査の結果は今週の土曜日。

悪性でなければ良いが、と心配になる。

考えてみれば、すでに12年をいっしょに過ごした。あっという間である。

まだまだ、長く共に暮らしたい。

他人様から見れば、ただの駄猫なのであろうと思うけど、私にとっては大事な猫なのだ。

不安な気持ちで愛猫の寝姿を眺めている。