真っ最中の五輪ですが、それほど興味を持っている競技もないもので、それでもダイジェストのニュースだけは見てるような状態です。
金メダルをとった選手が連日クローズアップされていますが、私はやっぱり、水泳の瀬戸大也選手だなあ。
まさかの予選落ち。
しかも、前半はほんとに格の違いを見せつけ、ぶっちぎりのリード。
で、決勝戦を睨んで体力温存、ペースダウンした後半で、まさかまさか、後続の選手に抜き去られて予選9位の予選落ち結果となりました。
「ガチれば金確実」とまで言われていたんですが、、、
例の不倫騒動で、スポンサーや関係者への謝罪行脚もあったでしょうし、そのへんでの練習不足というか、試合勘が狂ったのかもしれない。
だけど、見てて思ったんですね。
こういうこと、あるんだよねえ。
何をやっても逆回転、悪い目しか出ないとき。
「人生あるある」ですよ。
本人も、訳わからんうちにどん底の気分を味わっているんでしょうが、どういうわけか、そういう時が人生には確実にあります。
なんだか、栄光の金メダルよりも、遥かに人生の深みを見せられたような気分になりました(苦笑)。
私的には、圧倒的に印象度で、瀬戸選手が金メダルです。
そのうち、また良い運も巡ってきます。
こういう「何をやってもダメ」なときに、諦めずに踏ん張った分があとで大きくモノをいうような気がするんですね。将棋の米長邦雄の勝負哲学と似ていますけど、そんなもんだと思うんですなあ。