Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

老猫がいとしい

寒くなってきたので、明け方に愛猫が布団に入ってくる。

基本的に猫は一人で寝ているのだが、一番冷え込む時間はつらいのであろう。

 

気がつけば、愛猫も12歳になっている。

あの東日本大震災のとき、ソファの下に潜り込んで震えていたのが昨日のようである。

12歳といえば、すでに立派な老猫の域に入っている。

人間だと、そろそろ還暦らしい。。。私とあんまり変わらないな(苦笑)

で、彼女はこれから、私を追い抜いて年老いていく。

 

猫というのは不思議な生き物で、子猫もかわいいのであるが、年取ってもかわいいのである。だんだんに色々なことを覚えて(人間と同じく、物事を覚えるのには時間がかかる)毎日の習慣もできていく。

飼い主との間にも、そういう年月の積み重ねがあるから、お互いのことが理解できていく。

そうして、ひらたく言えば「賢く」なってきた猫は、やっぱり幼い猫とは違うのだ。

 

だんだんと、遊びの時間がなくなってきて、昼間はうつらうつらと寝ている時間が多くなった。

まだ暖かい日もあるから、そういう日は、お気に入りのクッションをひだまりにおいてやる。

すると、喜んでそこで寝ている。

これも、長い時間をかけて出来上がった習慣なのだ。

 

この安らかな時間が、ながく続いてほしいと心から願う。

猫を飼っている飼い主が、みな思うことなんでしょうねえ。

 

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愛猫12歳