昨日は休日だったので、修理したsonyのTA-S2を1日中鳴らしながら、読書したり昼寝したり、猫をかまったり。まあ、猫と同じような1日を過ごしました(笑)
愛猫はすっかりゴキゲン。たまには、家族サービス?まあ、猫も家族ですのでね。
音環境を再構築してから、中古で安物のミニアンプばかり使ってきたのですが、明らかにメーカー間で音の差があります。
かつて重厚長大アンプを使った頃と、同じような傾向があるのですが、安物アンプのほうが極端な気がします。「つくりっぱなし」で製品を流している、つまり音のチューニングをしていないんじゃないかと思うのです。
個性が見えて、趣味としては楽しいですね。
そんなアンプの感想を、メモ書きしておきます。
sony TA-S2・・・ラジオの音。特徴があんまりなし。素朴、そのまま。真面目かも。
technics SU-A70・・・MOS classAAアンプ。おとなしく、静かな音。日本的。
中華lepy ta2020・・・中華デジアン。すごく高音きれい、セパレーションいい。しかし、低音がでない。生ピアノがエレピの音に変身する(笑)
kenwood KAF-5020・・・清潔で細め。澄んだ音。透明感ある。しかし、ちょいと静的で、感情表現、温度が低め。
pioneer A-N701・・・キラキラ、サラサラとした高音と、ゆるく膨らむ低音。すごくうまいバランス。低音の音程があやふや。
denon PMA201SA・・・低音ゴリゴリ。鼻をつまんだような高音(笑)。音場感がすごい出る。生っぽさがある。中高音の情報量は少なく、勝手に整理している感じ。
ALPINE-luxman a-005・・・太くて暖かい音。どこか、雑音がついてまわるような感じがある。緊張感がない。超個性的。
sansui S-α7・・・イキイキとした音の出方。高音も低音もよく伸びる。音場感が弱くて、モノラルぽくセンターにまとまる。色が強く、油絵的な表現。
これだけのアンプを手に入れては手放してきたわけです。面白いもので、中古でもこのクラスの安物は値段がすでに下限なので(だいたい3000~4000くらい)手放すときも同じくらいの値段で売れます(笑)送料の宅急便代で、各社の音を楽しめるわけです。
今残っているのは、このsonyのほか、kenwoodとalpine-luxman。
ケンウッドはオーディオ的に、いかにも「良い音」だと思います。ラックスマンは、とにかく個性的。音が太くて暖かく、いつまでも聞いていたいような魔力がある。雑音も歪みもあると思うのですが、そんなことは超越している。しかし、カーステっぽいと言えるかも(笑)
まだ聞いていないのはオンキョー、ビクター、ヤマハくらいですかね。
オンキョーもビクターも、コンポのアンプはよそで聞かせてもらったことがあるのですが、ヤマハはない。ヤマハについては、そのうち手に入れてみたいと思っています。
しかし、もう置き場所もないので、まず誰を手離すか?それを考えなくてはならないのです。
これが毎度、悩むのですなあ。
趣味とは、手段が目的化してしまうことなわけですが、ミニアンプ放浪自体がそんな趣味なのかもしれない(笑)
ま、比較的金のかからない話なので、手放して後悔したら、また入手すりゃいいだけなんですが(笑)
ますます歯止めがかからなくなるので、それだけは避けようと思っているんですなあ。