Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

捨てられない私

仕事場の引っ越しに伴って、オフィス内のもろもろを一気に処分する計画である。

もう使わなくなったサーバとか部材、道具類からファイル、キャビネットに至るまで。

今度は手狭になるのだし、だいたい、今使っていないものが必要になるケースがどれだけあるのか?この5年間で「出番なし」の連中が、今後必要になることは、まずないでしょう。もしものときには買えばいい。

不要なものを置いておくオフィススペースだけでもバカバカしいので、その都度、必要なものだけ買っても、充分におつりがくるはずである。

 

この「溜め込んだもののスペース代金」を考えると、実は都内などでは大変なことになるのであって、毎月ウン万円がすっとんでいく。

そう考えると、サブスクでCDや映画(DVD)の月々数千円のサービスが大ヒットする理由もわかるのである。それだけの保管代を毎月払うことに比べたら激安だからである。そのうえ、最新作まで読み放題、見放題とか。雑誌のサブスクなんかも、同じ理屈だろうなと思う。

ただし、これらのメリットは、あくまで必要なときに「買える」のが前提である。

すでに入手困難な品物を保有したい場合は、これは仕方がない。泣きながら家賃を払うしかない。著名コレクターの人はたいてい広い実家に住んでいるのも納得である。

 

そういうわけで「また買えるのものは捨てよう!」と心に決めて、片っ端から放逐

対象にする。

どうしても保管しておきたい予備サーバなどは、今日、運搬を終わった。

で、あとは捨てるばかり、、、と思ったら、やっぱり「あれもこれも残しておきたい」」という欲望がもたげる。オマエはいったい何歳まで働く気なのか?という話(笑)

どうも、精神力が薄弱なのであろうと思う。

妄執そのもの。捨てられないのはモノではなく、己の心の問題だと気がついた。

どうも、いけませんなあ。いい加減に分かってきてもいい年齢なんだけどねえ。。。