都内のミニ住宅住まいなので、立派な庭などないのである。
ガレージの前には夏は日が当たるので、そこにプランターを置いて、毎年ミニトマトを植えている。
最初の年は失敗。植え付け時期が早すぎて、うまく生育しなかった。最初の苗がだめになって、あわてて第二弾を受け付けたが、すでに遅しだった。
2年目は、すこし実がなった。買ってきた土そのままでは、栄養が不足しているのだろうと思った。
3年めは、100均で「土の再生材」なるものを買ってきて、春先に入れた。あとは、化学肥料(これも100均)を適宜。これで、かなりの実がなった。
4年目は、さらに増収を目指して、苗を高価な「鈴なり!」とかいうやつに換えた。さらに収穫は増えたが、しかし、苗が300円である。300円あれば、スーパーで相当のミニトマトが買えることに気づいてしまい、コスパには疑問符がついた。プランターで収穫まで育てること自体が楽しみなので、収量の多寡をあまり気にしても仕方がないだろうし、そもそも小さいプランターで苗を奢ってみても大した進歩がない。
で、結局、普通の安い苗に落ち着いたのが昨年。
今年も、いつものようにミニトマトを植えた。あと、バジルも植えている。
バジルはよく育つので、これは3年前から。
トマトとバジルでイタリアンサラダができるのである(笑)
手前に見えているのも、サラダで食べられるハーブ類だが、名前は忘れた。ディルの一種だと思う。
ハーブ園にいったときに、道路の前に落ちたタネで増えているのを引っこ抜いて持ち帰って鉢植えに入れたら、大きくなった。
こんなものでも、大きくなると嬉しいのである。
どうも、自分で育てたものを収穫するというのは、なにか本能を満足させるものがあるんではないかと思う次第ですね。