昔の江戸っ子は「女房を質に入れても食いたい」と珍重したそうですが、やもめはどうしていたのだろうか?
などと言ったら、江戸っ子に「うるせー」と怒られそうだ。江戸っ子は圧倒的に男性多数社会だったので、やもめだらけだったんだから。
それで吉原が発達したらしい。。。
ま、それはともかく、鰹の季節である。
鰹は初鰹と戻り鰹の2回の旬がある魚だけど、私はやっぱり初鰹が好きである。あっさりして身がしっかり。これですよ!
というわけで、昨日、会社からの帰り道に魚屋(スーパーじゃなくて)の店頭を覗いたら立派な半身を売っていたので、思わず購入。
鰹はタタキというのは土佐の人ですが、江戸っ子は刺し身である。
たっぷりと生姜を擦って食ったら、旨いのなんの。
で、ついでに。
ネットで調べると、三重のほうでは生ニンニクをすりおろしたのをぶっかけて食うとか。
間違いなく、あとで猛烈なニオイがしそうですが、晩飯食ったら寝るだけだ。
で、これもやってみた。
おおー、これも旨い。生姜とはまた違った旨さ。くせになるかも。
でっかい鰹の半身なので、さんざん食ったが半分ほど。
残りは冷蔵庫の「パーシャル」にした。氷温保存である。冷蔵庫を買い替えてから、このパーシャル室が大きくなり、肉も魚も鮮度を恐れずに買えるようになった。
つまり、今日も帰宅すれば旨い鰹が食えるわけだ。
こんなものがあって、さて、休肝日など作れるだろうか?
考えるだけ無駄なのだ。
ま、健康診断でも肝臓の数値は問題ないし(膵臓に嚢胞が見つかったのはこわいが)まあいいか、と思うのである。
うまいものを食えるのは生きている間だけですからね。