Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

桑納川をたどる

昨日は自転車を持ち出し、ここのところお気に入りの湾岸道路経由で花見川サイクリングロードを経由して、道の駅やちよで休憩。

ここで、どうにも空模様が信用ならない雰囲気であるので、少し早めだが帰宅することにした。で、そのまま往復するのも芸がないと考えて、花見川の支流の桑納川をたどって都内に向かってみることにする。

桑納川を地図で見ると、ちょうど京成線とJR総武線の間の台地を流れる川で、周囲にあまり何もないように見える。いわゆる、陸の孤島のようである。

 

実際に走り出すと、予想以上に道が細く曲がっており、ナビがないと方向すらわからなくなる。時々県道と交わるが、ここの交通量は多く、道幅が狭くてとても自転車向きでない。なるべく交通量の少ない間道を探りながら走ることする。

すると、台地のためか、水田は少なく、畑と果樹園だらけである。農家も点在している。豪農のような大きな門の前で、鶏が遊んでいる。カメラを向けると逃げてしまうが、とても令和とは思えない風景である。

軽トラの影にニワトリ

のどかな田園風景の中に、忽然と新興住宅地が現れて、郊外住宅地と農村の斑模様のような風景である。

このあたりは台地なので、その大地に沿って森林があり、その森林の脇にずっと細い道が続く。谷津道というらしい。そんな道をたどりつつ走る。

谷津道

住宅地に迷い込むと、あちこちで路地が行き止まりになっているのに引っかかる。

このへんは台地なので、路地の背後に崖などがすぐに現れるからであろう。

自転車で何度もアップダウンを繰り返すことになる。距離の割には体力を削られる(苦笑)

 

鎌ヶ谷のファイターズ球場を過ぎたあたりから混雑する県道を走らざるを得なくなり、なるべく歩道を走って危険を回避する。歩道の交通量はほとんどない。このへんは、完全にクルマ社会である。

 

市川大野を経て北国分からいつもの江戸川に戻れた。

距離は83KMだった。時間の割に走れてないのは、道を探りつつ走る関係で仕方がない。それでも、なかなか面白い風景を楽しめた。

 

自分で、田舎の風景を眺めて走ると気持ちが良くなることを発見した。

私が田舎者だからであろうと思う。

今日のルートをまた走れと言われれば難しいが(苦笑)しかし、こんな風景を探しながらのサイクリングは悪くない。

問題は市川に近づくにつれて、交通量の多い辛い県道を走らざるを得なくなってくることで、このへんのルートは改善できそうな気がする。

お気に入りのルートを探して、また、たぶん、このあたりを走るでしょう。