新蕎麦の季節であり、ちょいと蕎麦屋へ行きたいと思っていたところに、ちょうど知人からお誘いが。
場所は新宿の「渡邉」であります。
個人的に新宿は「蕎麦不毛地帯」と思っておりますが、そのなかにあって唯一オアシスと呼べるのが「渡邉」だ、と勝手に決めております(笑)
写真を撮り忘れましたが、店内はそこそこ活気があって、コロナ真っ最中の頃に訪問したときは雲泥の差でした。
酒はキクマサが基本ですが(まちがいのない奴だ)そのほかに地酒を1銘柄づつ置いてあり、時々、銘柄を変えるようです。
昨日は福小町という酒で、初めて呑みましたが、見事な端麗旨口でした。たまらん。
天ぷらもカリッと揚がっておりました。
締めはざるの重ね。
どこかの「ひとしゃくり」で終わっちまう上品盛りと違いますので(笑)、重ねで充分な締めの食事になります。
新蕎麦なので次々とお客がやってくるので、バンバン打ってました。
店内で蕎麦打ちの様子が見えるのも良いですね。
蕎麦はやや黒みがかった細めのもので、ちゃんと新蕎麦の香りがしました。
満足。
ふだんはそれほど外食党でもないのですが(愛猫が寂しがるので)蕎麦だけは我慢ならんのです(笑)
家蕎麦でも旨いのはありますが、やっぱり店で食うのとは段違い。
それに、寿司と違って蕎麦はフトコロに優しいですしね(笑)
気のおけない知人と会話をたのしみつつ、新蕎麦の幸福を堪能しました。