善養寺の菊花大会を見物したあと、ちょいと谷津の風景を楽しみたいと思い、今まで走ったことがない神崎川を目指す。
地図を調べると、白井あたりで国道16号と交わるようなので、そのへんを目指すことにする。
まず、市川橋から国分台の坂をヒルクライムし、国分川を辿ってくぬぎ山まで抜け、そこから苦労しながら西白井まで抜け、ようやく神崎川を見つけた。
川沿いを走ってみると、期待したとおりの谷津である。
途中のカラスウリが赤くなっていたり、大きな櫟の木が道路にトンネルを作っていたりするのを楽しみつつ走る。
自動車も少なく、快適である。
途中の小室公園で休憩して、昼食の握り飯を食う。
そこから更に新川まで目指そうかと思ったが、途中で道草を食いすぎたので、ここで引き返すことにした。布団干しっぱなしであるから、夜露は困るもんね。
ついでに、往路で苦戦した西白井からくぬぎ山あたりを抜ける道を復路でウロウロしならがら探ってみる。
このへんは、おそらく無計画に開発したので、立派な道路が突然途切れてとんでもない細い県道で京成線の踏切を渡るのが難所である。あまりに道路が狭く、かつ歩道もないので、自転車としては非常に走りにくい。自動車もノロノロ運転なので、その間に挟まってようよう走らせてもらう状態になる。向こうも邪魔だと思うだろうが、こっちだって好き好んでこんな道を走りたくはないのである。
逆に、もっと細くて自動車が来ない道を探したい。人一人通れる程度の踏切が最高である(笑)
ウロウロしていたら、どうにか使えそうな踏切を見つけたが、そこまでのアプローチがきつい。。。車バンバン走る信号のない県道を渡るのに大苦戦する。
ルートを考え直すべきかなあ。
下総台地は面白いのだが、サイクリストにあまり人気がないのは、この道路の悪さが大きいと思われる。
木下街道などは「最悪」と言われているが、まあ、無理もない。私は近づかない(苦笑)
そんなこんなで、予定通り夕方には自宅に到着。愛猫が喜んでお出迎え。
布団をしまって、しばし一緒にまどろむ。
こんな時間が幸福なんですね。