スロー落車をやらかしてから一週間。
「別に走ってころんだワケじゃあるまいし、速度ゼロの落車もどきだろ。ツバでもつけときゃ治る」で、翌日も80kmのサイクリングを決めたのですが(苦笑)ところが、ハンドルにひどく打ち付けた左脇腹の痛みがまったく引かない。
普段はなんともないのですが、寝たり起きたりするたびに「イテー!!!」というくらの痛みがギリギリと来るわけです。
自転車に乗っていても、段差を超えるたびに腹筋を使いますが、そのたびにギリっと。
これはおかしいと思い、昨日、仕事場の近くの整形外科に。
ここの女医さんが、看板は整形外科なのですが元々ER(救急)をやってたらしく、えらくサバサバした人物で、私はお気に入りなのですな。
まあ、グーグル先生の口コミでは「なんだこの医者」ぐらいの悪評が書かれておりますが、痛いの痒いのは生きてるだけでかすり傷を実感する現場にいたわけなので、少々の達観はやむを得ない。私も基本的に死ななければラッキーだと思っているので、そのへんは問題ないのです。
で、このアッサリ女医さんが私の左脇腹を観察し「ああ、、、黄変してますね、、、これは内出血」とつぶやき、念のためレントゲンを撮ろうとなって、その場で撮影。
「ふん、、、、骨折はないねえ。骨折していてもおかしくないと思ったけど」
アバラの骨折は内臓への影響が怖いのだそうで「でも、ほんとにマズければ1週間後にこんなとこじゃなくて別のところに行っているからね」
その別のところは大きい病院ですか、それともあの世ですかと言いたくなるが抑える。
「運がよかったですねえ」
で、痛みに効果がある場合もある、という話で腹に巻くコルセットと痛み止めの湿布薬を処方された。湿布を張ってシャツを着て、コルセットを巻いている。
さて、このコルセットだが「ちょいと押さえるくらいでどうなの?」と思っていたが、オドロキなことに効果てきめん、こいつを巻いていると痛みがずいぶん違う。
痛み始める角度も違うし、痛みの大きさもずいぶん違って、段違いにラクなのだ。
まあ、上から上着を羽織っておけば、この下にコルセットを巻いているとは人にはわからない。
女医いわく「だいたい、こんな傷は全治3週間」だというので、あと2週間はこのコルセットで我慢であろう。
とはいえ、今日は自転車で快適に出勤。
これなら、先週は大事をとって休養したが、今週末はサイクリングに出られるとほくそ笑んでいるsingle40なのであった。
懲りないやつなんですなあ、私は。