テレビに出ずっぱりだった三浦瑠麗氏。(あれじゃ論文を読む時間も書く時間もあるわけないですね)
夫が10億円の太陽光発電投資詐欺の疑いで東京地検の家宅捜索を受け、今や大ピンチである。
まず、警察でなく検察のガサ入れ、というのがまずい。検察が自分で動く場合は、絶対に起訴が可能な案件に絞られるから。つまり、三浦氏の夫はアウトである。
詐欺で金額が10億円となれば、助からない。実刑確実、それも結構長くお務めになる。
調べたら東大卒で外務省を経てマッキンゼー、それから投資会社へ転身。
絵に書いたようなエリートの華麗な経歴ですが、もうおしまいである。
カネに詰まってたのかねえ。
で、この旦那のオフィスと同居していたのが三浦瑠麗氏の事務所。
御本人は「夫の事業については何も知らなかった」と言っているらしい。
しかし、実際に夫の会社の広告塔をしていたこともあったようだし、同じ場所にオフィス。「一切知りませんでした」が通るかねえ?
かなりやばい状況ではないかと思います。
というわけで、連日のテレビを賑わせ、田原総一朗の後釜を狙っていた野心家の女性評論家も一気に落日、というわけである。
昔、コンサル時代の会社のトップが言っていた。
「ええか、お上とは絶対にケンカしたらアカン。勝てへんし、トクなことは何もないからな」
その会社も、怪しげなFCチェーンの募集事業に手を出し、集団訴訟をくらって、警察のガサ入れまで入る事態になり、なんとか起訴は免れたようですが、当然に信用を失って破綻した。
わかっていたら、なんで手を出すかなあ?と思っていたのだが。
いかなるエリート、高学歴も、いざカネに詰まるとおかしな話をはじめるのだ。
まことに世の縮図であるなあ、と思って眺めております。。。