Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

本当のことを言うのは難しい

福島の中間施設問題について、石原環境大臣が「最後は金目でしょ」と発言。
謝罪、発言撤回に追い込まれた。

石原大臣の話であるが、実は、そのとおりなのである。
そもそも、原子力行政そのものが「金目」だからだ。

地方に原発をつくるのは、ほんとはアブナイので東京には置けないということで、地方に金を握らせてやらせようという「金目」そのものだし
原発があれば膨大な設備投資がされるので、総括原価方式で利益がとれる電力会社も「金目」である。
(しかし、中部電力の社長が「民間では原発はできない」と言い出したのは笑ったけどな)
もちろん、廃棄物を「再処理すればエネルギー」という理屈で出来上がってもいない再処理施設と高速増殖炉を前提にして資産勘定し、廃棄物の量は「大き目のマンションの1室程度」というSF想定をするのも、監査法人の金目である。東証一部上場企業というのなら、ふつうは粉飾決算でしかないだろう。処理費を過少にして、負債を資産に付け替えているわけだが、そうしないと電力会社は債務超過でただちに終了してしまうからだ。

かくのごとく金目ばかりの世界の中で、中間処理施設だけが金目でないわけがあるまい。
決まっているではないか。

さて、維新の会代表の橋本氏は「従軍慰安婦は、ただの売春婦だった」「欧米も大いにやったじゃないか」と自説を曲げず、また批判を食らっているようだ。
しかし、あえていうが、彼の言うことは真実である。
韓国女性が今でも国外に稼ぎに行くが、その最大の産業は性産業ではないか。
なぜ、韓国政府は、これを問題視しないのか?70年前のことを穿り返して、今の問題を看過する理由は何か?
早い話が、そうすれば日本政府が金を出すだろうということであり、現在国外に出稼ぎにいく女性を止めると稼ぎが減るからである。
つまり、これも金目なのだ。

結論。
みんな金目なのである。
しかし、真実を言うのはとても難しい。