Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

リヴァイアサン

「リヴァイアサン」ポール・オースター。同名の有名なT・ホッブスの著書は有名である。「万人の万人に対する闘争」を自然状態であると位置づけ、社会契約によってここに秩序を持ち込もうとする。そのために国家があって、その国家は権威によって万能である。…

神は死んだ

あの唯一神、又吉イエス氏が亡くなりました。74才だったそうです。誠に残念です。私は、東京都民として、選挙でチャンスがあるたびに、又吉氏に投票してきました。当然、すべて死票です。まったく悔いはございません。又吉氏の政策は、正直言って良く理解…

涼しくなったが、、、

連日の猛暑であります。あまりに暑いので、思い立って丸刈りにしました。人生で一番短い髪型になりました。そうしたら、いつの間にか増えた白髪で見事なゴマ塩アタマで、おまけに人相がわるいもんですから、まるっきりムショ帰りの人みたいになってしまいま…

本能寺の変 431年目の真実

「本能寺の変 431年目の真実」明智憲三。数年前に刊行されて大いに話題になった本である。歴史学者からはトンデモ本扱いされたようですが。言うまでもなく「本能寺の変」は日本史最大のミステリーだ。その謎は、大きく分けると2つで1.動機の謎 なぜ明智…

言ってはいけない

「言ってはいけない」橘玲。副題は「残酷すぎる真実」。橘玲氏は、いわゆる市場原理主義者であり、その中でもアナルコ・キャピタリズムの立場を取っている。無政府主義的市場原理主義というわけである。いわゆる無政府主義には2つあって、一つは共産主義の…

苦肉の策

死刑に処せられた麻原死刑囚の遺骨ですが、「本人の意思により四女に」という話になっているようです。しかし四女は「身の危険がある」との理由で、しばらく拘置所預かりとか。三女と妻は遺骨の引渡を主張しているようですな。今のところ長女 縁切り次女 三…

生存者ゼロ

「生存者ゼロ」安生正。先日読んだ「ゼロの迎撃」が結構面白かったので、同じ作者による「このミス」受賞作を入手。それが本作である。本作も、主人公は自衛隊の三等陸佐である。昔で言えば少佐というわけで、組織の中でトップではないが一部隊を率いる権限…