Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本当の潜水艦の戦い方

「本当の潜水艦の戦い方」中村秀樹。著者は、元海上自衛隊の潜水艦長らしい。潜水艦の特性、大東亜戦争における潜水艦戦のデータ分析を行い、その敗因を主に戦略立案の失敗であるとする。さらに、最終章では、現在の自衛隊における潜水艦運用の問題点を指摘…

給与明細は謎だらけ

「給与明細は謎だらけ」三木義一。サラリーマンの給与は銀行振り込みになっている。昔のように、給料袋をぽんと持って帰り、奥さんが「あなた、お疲れ様でした」などという話はないのである。その給与明細であるが、支給額からなんちゃらかんちゃらひかれて…

ジャンプ

「ジャンプ」佐藤正午。つきあって半年のガールフレンド(微妙だなあ。。。)の自宅に、月曜日の早朝の出張が入った主人公の三谷が転がり込む。酒の飲めない三谷は、二人で入ったバーで「アブジンスキー」なる強烈なカクテルを飲んでべろべろに酔ってしまう…

ダークライン

「ダークライン」ジョー・R・ランズデール。13歳の少年が主人公である。彼は、まだ「どうして子どもができるのか」知らないわけである。(笑)家族は、ドライブインシアターを経営して、仲良く暮らしている。50年代のアメリカで、人々は豊かであり、しかし、…

うしろのからくり

さすがに宇宙人、なにを考えているのか分からない、では済まない。CO2排出量25%削減の件である。そもそも、京都議場書の段階で、1990年を基準にしたこと自体が、外交的敗北と言われているのだ。東西合併前の東ドイツと東欧諸国がそうで、なんと当時の…

この狂乱するサーカス

「この狂乱するサーカス」ピエール・プロ。サンリオSF文庫につき絶版。フランスは意外にSF好きな国民性のようである。そういえば、日本のいわゆるアニメオタクも、多数フランスに生息しているそうな。なにか共通点があるのかもしれない。この作品は、197…

国家とケータイ文化

電車に乗っていると、昔はみんな漫画や新聞を読んでいたものだが、最近ではケータイをいじっている。若い人は、まずそうである。「漫画雑誌すら売れなくなった」出版不況の縮図だと、以前に書いたことがある。最近、なくしたら困るもののアンケートがあった…

占い

私は、かつて易学に凝ったことがあった。なにしろ、悩みの多い凡夫だから、未来が不安である。その点、占いというものは、すこぶる便利に出来ているのである。占いが、当たるか当たらないかといえば、それは「当たる」。ただし、「ことの起こった後ならば」…

戦訓はどこに

私は、今回の選挙で、いわゆる陣営の選挙参謀のお手伝いをした。私が行ったのは、3選挙区だった。いずれも自民党であった。ご存じの大逆風だったが、2つの小選挙区で勝ち、残り一つを比例復活にまで持ち込むことができた。小野田寛郎ばりにいえば「自民党…