Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

呼称が違うような

つらつらと、例によっていい加減に。まず第一に、橋本弁護士を訴えた内容が「業務妨害」である、という点である。平たく言えば、商売の邪魔になった、だから賠償しろ、というわけですな。これは、大変疑問のある主張である。つまり、今回、一連の報道で、彼…

日本酒が売れない

日本酒が売れないそうである。すでに、2003年に、国内出荷量で焼酎に抜かれ、以後も低迷。苦しい経営を続ける蔵も多いそうだ。私は左党である。政治信条的には右翼らしいけど(笑)そっちは「左きき」なんですな。それが、どうも最近日本酒を飲まない。焼酎…

犬と男

40過ぎて独身を「自虐ネタ」にしている私であるが(苦笑)何度も言明しているように「結婚しない」のではない。「できない」のである。ところで。「できない」には、いろいろな意味があるのである。簡単にいえば「ええい、ままよ」と行って玉砕した場合は「…

先陣

東南日本人さんのブログを拝見していたら、ネットウ○ク認定ページがあるそうな。ほほう、どれどれ。。。と見たら。(http://blogs.yahoo.co.jp/birst_head/49491688.html)おお!!!私が筆頭ではないか!!!一番。一番!わ~い(^^)/今まで、なんども「自分…

タルタロスの審問官

「タルタロスの審問官」フランク・ティリエ。夏バテが今になって出てきたらしく、体がだるい割には眠りにくかったりする。幸い連休なので、ゴロゴロと寝てばかりいる。もっとも、好きな音楽を流しながら、ミステリ小説などを読んでいると至福である。何の生…

医師不足

救急車の受け入れ拒否とか、産婦人科医師の不足、地方の無医村区の増加など、わが国はたいへん医師不足であるようだ。参考までに。江戸時代にも医者はいた。で、当時は「今日から医者です」といえば医者であった(笑)江戸時代は「職業選択の自由」なんてな…

人道支援

私は、北朝鮮については、人道支援を行うべきであると考えるようになった。「なんだ、とうとうsingleは変節したのか」とご批判はあるものと思う(苦笑)。それはもっともである。何故、そのように考えるに至ったか。自分の整理のために書き付けておきたい。…

極限の状況を考える

先日テレビで、山口光市事件で妻子を殺された本村さんを拝見した。「私は覚悟しました。人は、忘れたくないものでも、忘れていくものです」と語られていた。その率直な物言いに胸をつかれた。真実の声だろうと思う。さて、死刑については、反対論と存続論の…

決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法

「決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法」國貞克則。財務3表とは「貸借対照表(B/S)」「損益計算書(P/L)」「キャッシュフロー計算書」の3表のことである。私が財務を勉強をした時代、キャッシュフロー計算書はなかった。ちょっと勉強、というつも…

関ヶ原 誰が大合戦を仕掛けたか

「関ヶ原 誰が大合戦を仕掛けたか」武光誠。世間は一応「天下分け目」ということになっているので(苦笑)触発されたのかどうか。知らぬ間に買っていたんで、読んでしまった。私は、関ヶ原に関しては非常に興味があり、いろいろと資料は読みあさったほうであ…

日曜日に読む荘子

「日曜日に読む荘子」山田史生。タイトルの通り(笑)。「荘子」の中でも、斉物論編に的を絞って解説したもの。「斉物論編」というのは、例の「胡蝶の夢」である。読んでいて気がついたのだけど、この斉物論編は、ゲーデルの不完全性定理と同じロジックを用…

争点消し

福田氏の戦略は明快だ。年金問題、福祉、対北朝鮮、テロ特措法、政治と金、、、すべて民主党と同じ。つまり「争点消し」である。これでは、民主党も、仮に解散総選挙をするとして、何を争点にすればいいか分からない。「自民でも民主でも、どっちでも変わら…

やんぬるかな

robitaさんは「惻隠の情」とお書きになった。私は、この宰相が好きだった。お坊ちゃんといえばそうかもしれないけど。そのお坊ちゃんはなんと大理想を語ったことか。マスコミによって汚泥の中にたたき落とされた「美しい国」「戦後レジームからの脱却」は、…

不動産は値下がりする

「不動産は値下がりする」江副浩正。リクルート創業者の江副氏による書である。いろんな意味で興味があって読んだ。まず、地価の先行きについて、江副氏は実にシンプルな原則を打ち立てる。つまり「物価は需給関係で決まるもので、不動産だけが例外ではない…

いきづまり

安倍首相の辞任について一言だけ。この人は、あまりにも真面目すぎたのだろうね。可哀相であった。気持ちはわかる。「美しい国」の理念からいえば、現実はあまりにも汚濁にまみれすぎていた。ま、それが政治ということなのだろうけどなぁ。さあて。あとが地…

アメリカに問う大東亜戦争の責任

「アメリカに問う大東亜戦争の責任」長谷川熙。先日、米ブッシュ大統領のイラク戦争派遣に関する演説があって、これに朝日新聞がかみついた。ブッシュ発言の要旨は「かつて、アメリカは狂気の戦争マシーンのような日本と戦い、ちゃんと民主化したじゃないか…

銀輪の覇者

「銀輪の覇者」斉藤純。昭和9年、歴史の闇に葬られた全日本サイクルレースという本州縦断の自転車ロードレースがあった、という仮想で書かれた本。まぎれもなく「SF」である。作品の舞台がSFだ、なんてわけじゃない。そうではなくて、このレース本は、なんと…

卑米派

私は、基本的に「卑米派」である。「親米」というほど、アメリカを信用できるか?といえば、ノーである。しかし「反米」を唱えて、またぞろ「独自外交」のあげくに大コケ、気づいたら「アジア解放」が「よけいなお世話」になって呆然、もイヤである。ほっと…

政治とカネ(その2)

私は立派な右翼だと、社会党左派の母親から認定を貰っている身であるが、その母と話していても「軍靴の響きが~!」という話にはならない。よく「日本の隣国の、どこの国が日本を攻撃するというのですか?」などという話がある。私の回答は「アメリカ」なの…

政治とカネ

政治とカネの問題で大変である。またまた、内閣で大臣の問題である。しかし、である。私は、実は「どーでもいいじゃん、そんなの」と思っているのだ。なんでそう思うのかをつらつら書いてみようと思う。まず第一に、政治家の収支報告は「複式簿記」ではない…

2011年7月24日

「2011年7月24日 テレビが突然消える日」岡村 黎明。2011年7月24日は、テレビが突然消える日である。いわゆる「地デジ」に完全移行し「アナログ停波」今のテレビの電波は止まる。本書は、この「アナログ停波」にまつわる問題を提起した書である。そもそも、…

国家情報戦略

「国家情報戦略」佐藤優 コウ・ヨンチョル。「外務省のラスプーチン」佐藤氏が、韓国のインテリジェンス・オフィサーであったコウ氏との対談本。ちなみに「インテリジェンス」とは、外交用語で「諜報活動」のことである。まず、北朝鮮の話題から。北朝鮮の諜…