Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

心願成就

麻生総理が「同窓会に行くと、68歳でやたら病院に通っているのがいる。元気に働いて、税金を支払っている者もいる。私は払っている」「たらたら飲んで、食って、なんでこの人達の医療費を負担しなくてはいけないのか。私は払いたくない」と発言し、失言だと…

ケインズとハイエク

「ケインズとハイエク」間宮陽介。副題は「自由の変容」。ケインズのハイエクのそれぞれの主張を「自由論」として読む、という試み。私は、経済学については門外漢である。本書はひどく難しかった。というか、そもそも「ケインズとハイエクの共通点」を見出…

ゴミ袋輪行。。。両輪パンク

世間様は3連休だが、私は連休である。それでも、滅多にないことなのでうれしい。日曜日に、久々の好天に恵まれたので、ランドナーを引っ張り出した。荒川サイで、ロードさん達にさんざんぶち抜かれつつ(笑)途中から比企自転車に入る。土手上のダート経由…

自転車の安全鉄則

「自転車の安全鉄則」疋田智。自転車ツーキニスト疋田氏の最新刊。今や、ガソリン高騰のあおりもあって、首都圏はちょっとした自転車ブームだが、その仕掛人がこの疋田氏だと思う。自転車にとって最大の問題は「いったいどこを走れば良いのか」である。早い…

ハイエク-知識社会の自由主義

「ハイエク-知識社会の自由主義」池田信夫。経済学者にして人気ブロガーでもある池田氏によるハイエク入門本。ハイエクと言えば、いわゆる「保守主義」の総本山と誤解されている向きもあるが、果たして実際はどうなのか。そういう興味で読んだ。ハイエクは…

国際正義の論理

「国際正義の論理」押村高。難解な国際関係論入門を新書にまとめたら、、、やっぱり難しかった(笑)しかし、その原因は、著者にあるわけではなくて、国際正義そのものが難しいのだ、と考えたほうが良さそうである。ちなみに、帯には「アメリカの正義、イス…

消滅の光輪

「消滅の光輪」眉村卓。司政官シリーズの代表作。これを読まずして、日本SFを語れない、というほどの名作。悲しきサラリーマン中間管理職SF(笑)であり、さらに近代人の苦悩、孤独のSFでもある。主人公の司政官マセは、植民惑星ラクザーンに赴任する…

日本の歴史をよみなおす(全)

「日本の歴史をよみなおす」(全)網野善彦。いわゆる「網野史学」の代表的一冊。この人の登場は、まさに彗星でした。すっかりやられた(笑)人も多いと思います。ええ、私もその一人でした(苦笑)網野史学の特徴を一言でいえば、穢多や非人といった被差別…

思惑

思うところがあり、会社を辞めようと考えている。何人かに話した。そうしたら、ちょっと大変な騒ぎになってしまった。「俺の処に来い!」という強引な工作が複数箇所から来るわ、度重なる慰留に遭うわ、、、まあ、すっちゃかめっちゃか、ですなあ。おかげで…

シャドー81

「シャドー81」ルシアン・ネイハム。この作者は、この作品しかない、ようである。その作品が、奇跡的な名作。一時期のダニエル・キイスみたいなもんですな。「アルジャーノン」だけのほうが良かった。後のネタは、正直使い回しじゃん。などと。余計な話で…

乱烏の島

「乱烏の島」有栖川有栖。寡作な有栖川氏の久々な新書(笑)。この人の作品は、いつも高い品質なんであるけど。名探偵(犯罪学者)火村とワトスン役の有栖川は、昔の知己の民宿で休暇を過ごすべく、ある離島にやってくる。ところが「鳥島」を「烏島」と間違…

健全なる精神

「健全なる精神」呉智英。帯には「爽快な笑い」とある。呉氏を表現するのに、たぶん一番ピッタリな言葉だろうと思う。韓国について、例の山野車輪「嫌韓流」について「細かい異論はあるが、大筋で間違いではない」とあっさり書いてしまう(笑)。その上で、…

怒られて良しと

この少年は「冒険」のおかげで、周囲から大目玉をくっていることであろう。拳固の一発二発は当然かもしれん。甘受するしかあるまい。けど、こういう「無鉄砲」のおかげで、世の中が進歩してきたのも事実なのである。たとえば。。。女に振られるのが怖くて告…