Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

大掃除もおしまい

長い休みだと思うと気になることばかりで、結局28日の土曜日は事務所へ。 ほかに誰もいない中で、しばらくサーバをいじって納得。 寒風の中を自転車で帰宅。 それから、おもむろに掃除を始める。 昨日と今日は、ほぼ掃除でおわった。 床や階段の隅を拭き掃除…

年末進行

オニの年末進行中。 この年齢になっても、まだまだ仕事の依頼があるのは嬉しいことではある。 しかし、増えすぎじゃないか? ルータ設定、新サーバを立てる、スイッチ交換、監視プログラムの開発。 零細企業の情シスそのもの。 これで安いんだから、たまらん…

水時計

「水時計」ジム・ケリー。 舞台は英国のイーリーという小さな町。人口2万ほどだが、この町は観光名所の大聖堂とフェンと呼ばれる沼地が広がることで有名である。主人公はドライデンで、地元の新聞記者をしている。彼と妻は、数年前に一緒にクルマで旅行に行…

クランク交換

先日、なんとクランクがポッキリ折れてしまうという事件があり、急遽そのまま近くのサイクルベースあさひさんに入院。 1週間後、出来上がったという報告があり、受け取った。 交換したのはクランクのほか、BB、チェーン、FD。もちろんシフトワイヤーも。 8…

なおざりの結果

神奈川のハードディスク流出事件、ひどいですねえ。 犯人は、いろいろなものをヤフオクで勝手に売りまくって儲けていたようで「持ち出しは簡単だった」と供述しているようです。 これで廃棄証明を出していた業者って、「ゆるフン」どころじゃありません。 ま…

追悼 井上真樹夫

名声優、井上真樹夫が亡くなった。 たいへん残念である。 井上真樹夫といえば、かっこいい男の声がハマリ役だった。 ルパン三世の石川五右衛門も忘れがたいが、なんといっても「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」のハーロック役だろう。 猛烈に格好良すぎる…

日銀バブルが日本を蝕む

「日銀バブルが日本を蝕む」藤田知也。 朝日新聞の経済記者が、日銀のインタゲ政策を「バブル」だと指摘し、その歪みに警鐘を鳴らした本。 本書の立場は中立で、特に牽強付会の議論は見られない。日銀バブルは、スルガ銀行のシェアハウス投資問題のような不…

リカ

「リカ」五十嵐貴久。 女のストーカーに狙われた男の恐怖。ホラー小説。 主人公の本間は四十代のサラリーマン。妻と娘一人にも恵まれている。会社では副部長という、可もなく不可もない地位にある。出世頭でもないがオチコボレでもない。平穏無事な日々では…

あほらしい馬鹿らしい

自民党の二階幹事長が「皇統の継承は男女平等を」と発言したそうである。 さすが天下の老害であって、アホもここにきわまれり。 その前には甘利氏も女性天皇、女性宮家を肯定する発言をしたようだ。 自民党も劣化してきたと嘆息するしかない。 そもそも皇室…

女神のタクト

「女神のタクト」塩田武士。 30歳の女性で、男も職も同時に失って神戸に傷心旅行に来ていた女性の明菜が主人公。砂浜で妙に上手にipodをあやつる老人の依頼で、若くしてひきこもり生活をしている名指揮者、拓人を迎えに行く。アマオケの指導を頼みたいのだ、…

まさか!クランクが折れた

昨日の職場から、いつものように自転車での帰路。 アラサイから橋の上に抜けて、さてもう少し、と踏み込んだ瞬間である。 「あれっ!」いきなり右足が軽くなり、と同時にゴトンと音がした。 何事か、と見てみると、、、なぁんと!クランクが折れていたのであ…

幸せなひとりぼっち

「幸せなひとりぼっち」フレドリック・パックマン。 最近のテレビ「まだ結婚できない男」ではないが、やっぱり50過ぎた男の一人暮らしというのは気になるものである。で、こういうタイトルの本を買ってしまうわけだな。 主人公は59歳で職場から早期退職さ…

消費税が社会保障を破壊する

「消費税が社会保障を破壊する」伊藤周平。 さきの参院選挙では「れいわ新撰組」が大きく票を伸ばし、比例区で2議席を獲得して話題になった。山本代表の主張のネタになったのでは?と思える本である。 まずタイトルの意味から言えば、いわゆる「消費税を社…

苦渋の決断

とうとう東京五輪のマラソンと競歩の札幌移転が決まってしまいました。 こうなると、もはや「どこが東京五輪なんだ?!」という話になるわけですが、しかし天下のIOCに逆らうことはできない。なにしろ、競技開催地の決定権はIOCにある、という話ですので、都…

ちょいと重すぎるのではないか

例の森友問題で世間を賑わせた籠池夫妻ですが、検察の求刑7年とのこと。 まあ助成金詐欺ということになるので、詐欺罪はたしかに7年ですからね、上限目一杯。フルスロットルですなあ。 日本の裁判なんてのは起訴されたら99%有罪で、弁護士の顔を立てて…

あなたの人生の物語

「あなたの人生の物語」テッド・チャン。 本格的なSF短編集である。「本格的なSF」というと、ハードSFを想起する人がいると思うが、そうではない。ハードSFというやつは、既存の物理法則を守ることがお約束なので、そういう意味では異なる。(表題作は、ある…

6日目の未来

「6日目の未来」ジェイ・アッシャー、キャロリン・マックラー。 アメリカの青春SF小説。青春SF小説などという分野があるのかないのか、それは知らないけど(苦笑)。日本で言えば、筒井康隆「時を駆ける少女」あたりの立ち位置か。ラノベの元祖でもあるな。…

今になって言われても、な話

「ドーハの悲劇」が引き金なんだろうな、とは思う。 オリンピックのマラソンと競歩の札幌移転の話である。 灼熱の東京の夏にマラソンでは、ドーハの二の舞、ということであろう。 けれども、である。 東京都も遮熱性舗装の整備など、費用をかけて準備してき…

十二単

昨日の即位礼のテレビを拝見しながら。 あの「十二単」なる着物は、やっぱり時代劇のような雰囲気にしかならないなあ、と考えていた。なにしろ、大河ドラマでしか見かけないからねえ。 おかげで、違和感が拭えないわけだ。 いかに民族衣装とはいえ、あまりに…

台風顛末記

ようやく嵐の三日間が終わった。 この大型台風の顛末記を記す。 10月12日 朝から大雨の天気。終日、猫とともに読書を決め込む。夜9時に、アラームメールを受信。オフィスの光回線ダウン、原因は停電!慌ててサーバにアクセスしてみるが、反応無し。完全に死…

カネやんは別格

かの400勝投手、金田正一さんが亡くなった。 まさにレジェンドオブレジェンドオブレジェンド(笑) いや、まじめにそう思っているのだ。 カネやんは「生ける伝説」だったからなあ。 国鉄という弱小チームで400勝のほとんどを稼いだという鉄腕は、いくら時代…

謎とき 東北の関ヶ原

「謎とき 東北の関が原」渡邊大門。 関ケ原の合戦は、徳川による上杉征討軍が東上中、西で石田三成挙兵の報を聞いて引き返して決戦に及ぶわけであるが、その後の上杉家を巡って起こるのが「東北の関が原」ということになる。主な登場人物は上杉景勝と伊達政…

江戸の卵は一個400円

「江戸の卵は1個400円」副題は「モノの値段で知る江戸の暮し」丸田勲。 面白いタイトルで、思わず手にとってしまう。これが「花魁との床入りは500万円」だと、なんじゃそりゃ?になってしまうだろう。卵という現代日本の物価の優等生と比較した編集者…

考えたやつは腹を切って詫びるべき軽減税率

かつて、記事で軽減税率について記事で書いた。 店で食ったら10%なのに、出前したら8%は意味がわからん、ということなのである。 しかし、さらに最近、衝撃の事実を知ってしまった。 水道水は10%だが、ミネラルウォーターは8%なんだと。 きっと、…

信長を撃いた男

「信長を撃いた男」南原幹雄。 ”撃いた”で「はじいた」と読むのである。私は初めて見た。ヤクザが拳銃のことを「ハジキ」と言い、拳銃で銃撃することを「はじく」という。そこからの当て字なのだろうか?なんだかキラキラネームのようなタイトルである(笑)…

軌道離脱

「軌道離脱」ジョン・N・ナンス。 秋になって雨が続くので、休日は家で読書である。雨の外をときおり眺めつつ、愛猫と一緒にのんびりと本を読む。無上の楽しみである。そういうときは、やっぱりSFに限る。 舞台は近未来で、民間宇宙旅行会社が次々とサービス…

台風一過

昨夜は猛烈な台風で、我が家のプランターも全滅。バジルがすべて倒れてしまいました。ガレージに駐輪してあった自転車までも見事に倒れてましたが、こんなことは初めてです。ガレージ内に吹き込んだ風のせいだと思いますが、我が家の自転車スタンドは鉄製の…

わけわからんぞ

いよいよ10月から消費税が10%へ。 それにしても、軽減税率というのはわけわからん。 たとえば日経新聞を購読すると8%のままなのだが、日経電子版だと10%とか。 店で食ったら10%だが、出前だと8%に至っては理解しろという奴の気が知れんではな…

赤坂砂場

長い付き合いの知人と、久しぶりに一杯やろうという話になり、赤坂の砂場にいく。 気の置けない友人と酒を飲むなら蕎麦屋が一番である。 仕事は適当に切り上げて、5時には集合してしまう。今の時期は、お互いにそんな多忙ではない。 こんな時間に酒を飲み始…

光秀の定理

「光秀の定理」垣根涼介。 細川幽斉のもとに寄宿していた時代の明智光秀。愚息と名乗る僧と、その弟子らしき新九郎と名乗る浪人を出会う。新九郎は光秀に強盗を仕掛けたのだが、とっさに光秀は相手の腕が相当の上であることを悟り、刀を投げ出す。すると、僧…