2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「終身刑」アイラ・ゲンバーグ。 この週末は悪天候に恵まれた(?)ので、心置きなく外出を自粛。好きな音楽のCDとFMラジオを流しつつ、読んでいなかった本を探しだして読む。 主人公は弁護士のマイケル。兄のチャーリーはマイケルの最大顧客の航空会社にパ…
今年も、玄関先の花桃が咲いてくれた。 ささやかな拙宅のシンボルツリーである。文字通り桃色の小さな八重の花が愛らしく、良い香りがする。 この猫の額のごとき拙宅を購入した時に、記念に植えたものだ。 よって、10年生である。 この桃の品種は照手水密…
いよいよIOCも臨時で検討するようなので、まず東京オリンピックの延期は決まりだろう。中止と言われないだけマシなのかもしれないが、例えば仮に今年の秋に延期したとして、秋に開催できるかどうかは微妙だと思う。 EUも米国も、これから更にコロナが拡大す…
「医学部の大罪」和田秀樹。 ご存知の高名な精神科医の書いた本である。有名な山崎豊子の「白い巨塔」は医学部の医局制度の弊害を活写した名著だが、あれからずいぶん経つのに、医学会の状況はさして変わりがない、という告発の書である。 まあ、医局制度自…
「京都ぎらい」井上章一。 2016年に話題になった新書。本を読んで、思わず笑ってしまうことは珍しくない。しかし、苦笑や微笑を通り越して哄笑することは少ない。本書は、読みながら思わず哄笑してしまった。それも、腹を抱えて、である。腹筋が痛い。 まず…
もはや、誰が見ても明らかだろう。 本日の東証は2万749円だが、もはや2万割れも射程距離に入った。 日銀砲はどうなっている?と思うかもしれないが、たぶん、既にやっているのではないか。それでも、焼け石に水なんじゃないかと。 アメさんも、コロナが…
「衆愚の時代」楡周平。 かつての民主党政権時代に、著者が1年以上かかって、世間の指弾を浴びることを覚悟で書き下ろした本である。その内容はどうか?まず、冒頭から「派遣切りは正しい」と言う。そもそも、なにゆえ派遣労働者なるものが必要とされたのか…
発端は一人のアホがSNSとやらで 「トイレットペーパーは、原料がマスクと同じなので、これから品薄になる」とのたまったことだそうな。 さて、誰が見てもマスクは布であって、トイレットペーパーはパルプすなわち紙である。 原料が同じはずはなく、こんなア…