Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

午前様

午前様がつづいている。楽しい話ではなくて、納期に追われているのである。それだけではなくて。いろいろ、思惑があって、ごたごたもあって。それにしても。真夜中に帰ってメシを食うと、やっぱり翌日は体調がよくない。しかし、空腹だと眠れないしねえ。や…

本質を見抜く力

「本質を見抜く力」養老孟司・竹村公太郎。副題は「環境・食料・エネルギー」。またすごいタイトルである。本質を見抜く力なんて、そんなものを皆がもったら大変なことになるように思う(笑)。けれども、あの養老先生だから、きっと面白いだろうと思って購…

森林からのニッポン再生

「森林からのニッポン再生」田中淳夫。以前に読んだ「「割り箸はもったいない?」と同一著者による、新しい本。森林テーマを追い続けている著者ならでは、の考察がさすがである。我が国の森林率は67%であり、国土の2/3が森林である。この数字は、北欧…

サブカル・ニッポンの新自由主義

「サブカル・ニッポンの新自由主義」鈴木謙介。副題は「既得権批判が若者を追い込む」である。ついに出た、という感じである。ズバリ、本年度に読んだ新書の中で、この本がベストだ。私が現在「新自由主義」と、「新自由主義批判」に感じている違和感を、構…

分相応

物故した作家で、ショートショートの名手として知られた作家、星新一は、ホテルのバー飲むのが好きだった。その理由を、ある本の後書きに書いている。たしか「安全である」(暴力団の経営するぼったくりバーだった、ということがない)「不明朗な勘定がない…

陸軍中野学校の真実

「陸軍中野学校の真実」斎藤充功。副題は「諜報員たちの戦後」である。諜報員の養成学校として有名な陸軍中野学校だが、その設置期間はわずか7年でしかない。終戦と共に、すべて書類は焼却されてしまったし、そもそも中野学校は教材すら全部回収していた。…

笑うしかない

サブプライム問題のおかげで、どん底に落っこちた米国の金融マンの間で、自虐ジョークが流行っているらしいです。◎「楽観主義の定義は何だろう」「日曜の夜に5枚のシャツにアイロンをかける投資銀行家のことだ」(日曜日にリーマンが破綻したことから。5枚…

天皇・反戦・日本

「天皇・反戦・日本」浅羽通明。「右翼と左翼」「アナーキズム」「ナショナリズム」と、たいへん見通しのよい著書を連発している著者による有料ニューズレター「流行神」から抄録、加筆を行ったもの。それにしてもこのタイトルは、これはわざと、であろう。…

八百長

さいきん、相撲のほうは八百長問題でもちきり、のようです。おかげで初めて知ったのですが、そもそも「八百長」とは、八百屋の長さんが、相撲部屋の親方にわざと将棋を負けて「ごっちゃん」になっていたことから、だそうで。つまり「八百長」も相撲の伝統で…

常識の壁をこえて

「常識の壁をこえて」ダン・ケネディ。思うところがあって、マーケティングを考え直そうと思い、世評の高いダン・ケネディ先生の著作を集中して読んでいる。それにしても、アメリカ流のプラグマチズムというやつは、身も蓋もないところが面白いのである。こ…

坂の上の雲

「坂の上の雲」司馬遼太郎。どうやら、大河ドラマになるらしく、あちこちの本屋で平積みになっている。昔に読んだはずなのだが、押し入れの中でわからない。そうかといって、また新しく買うのも、、、と思っていたら、近所の古本屋で揃っていた。いやあ、良…

貧困大国アメリカ

「貧困大国アメリカ」堤未果。良くできた政治的プロパガンダの書である。この手法は、この種の本を出したいと願うのであれば、大いに参考にすべきだ。プロパガンダを書くのは難しくないのだ、ということを教えてくれる点で、たいへん面白い本である。まず、…

大金持ちをランチに誘え

「大金持ちをランチに誘え」ダン・ケネディ。先日読んだ「究極のセールスレター」が非常に参考になったので、この本も購入。いやあ、ネットってホントに便利ですなぁ。とはいえ、これじゃあ町の本屋が苦しくなるわけか。で、本書はケネディ先生の成功哲学本…

麻生総理を勝手に応援de宣伝告知隊:皆で麻生内閣メルマガを購読しよう!

麻生内閣メールマガジンが創刊されました首相官邸のメルマガでは始めて動画「太郎チャンネル」も搭載保守改革派の皆で麻生内閣メールマガジンを購読しましょう!他の保守改革派の仲間に麻生内閣メールマガジンの購読を呼びかけましょう!創刊号記事:麻生太…

違和感が。。。

ノーベル賞ラッシュのようで、連日大変なニュースである。特に、南部陽一郎氏については「ノーベル賞をもらっていないこと」が「ノーベル賞がいかに科学的業績を反映したものでないか」という例証として使われていたくらいで、まったく遅きに失するくらいの…

定見なき

引退を決めた中山元農相が、民主党鳩山幹事長にかみついたらしい。「辞めろ、辞めろ」と言っておいて、本当にやめた途端に「無責任だ」というのでは筋が通らないじゃないか、というものである。私も同じ論理をこのブログで書きましたが、まったくその通りだ…

おつまみ横町

「おつまみ横町」編集工房桃庵。どうやら巷間大ヒットらしい、簡単おつまみ料理の本。会社の帰りに、駅前の本屋で発見し、新書サイズのコンパクトさと料理写真のすばらしさに惹かれて購入。本書の内容は、いわゆる居酒屋ででてくるような、簡単なおつまみメ…

ありゃりゃ60,000ヒットの感謝

東南日本人さんの「祝60,000ヒット」めでたいな~、と思いつつ、自分のブログに帰ってきたら。ありゃりゃ!知らないうちに、私のブログも60,000ヒット、いっておりました。なんたるダメダメなブログ主でありましょうか!自分のブログのヒット数も見ていない…

ネットの作法

インターネットは登場して日の浅いものですから、なんというか、まだ共通ルールが確立していない部分がありますね。私が、しばしばイヤな気分になるのは、やっぱりブログ主に対する誹謗中傷コメント、というやつです。甚だしい場合は「炎上」という事態に陥…

投資

漢字というのはよくできているもので。「投資」なんて、その最たるものではありませぬか。「資」は「お金」であります。「投」は「投ずる」ですが、これは早い話が「おのれの意のままにはなるとは限らぬこと」です。「投機」はそのままですし、「投擲」した…