Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

南京大虐殺のまぼろし

「南京大虐殺のまぼろし」鈴木明。ながらく絶版になっていた本書が復刻されたので、これを機会に読んだ。この本こそ、今もつづく「南京大論争」の発端となった、ある意味で記念碑的な著作である。南京大虐殺については肯定派・否定派が入り乱れているが、本…

ねこまんま

実にくだらん話をするので、それなりの心構えでよんでいただきたい(笑)私の生まれは中国地方の某イナカである。そこで育った私は、「ねこまんま」とはずーっと「汁かけメシ」のことだと思っておったのだ。ところが。。。ここ関東では「ねこまんま」は「ご…

複合汚染国家中国

「複合汚染国家中国」黄文雄。黄文雄センセイといえば、反中反韓親日台湾人の代表みたいな(笑)人だけど、私はふだんこの方の本を読んでいない。日本応援団の代表であるからして、日本人が聞けば思わず嬉しがるようなセリフが多いわけなんだが、あんまり本…

総理大臣公選制

安部晋三氏が「憲法改正」に意欲を見せたと話題になっている。しかし「自主憲法」は自民党の党是である。自民党の政治家としては、当然だろうと思う。ちなみに日本共産党も「自主憲法制定」である。ただ、その内容が自民党とは水と油ほど違うのだが(苦笑)…

英国流シンプル生活術

「英国流シンプル生活術」出口保夫。中学生くらいの頃、イギリスにあこがれていた。何を隠そうシャーロック・ホームズの影響である(笑)。ガス灯にステッキ、コート。お茶の時間。ラグビー、フットボール、ボクシング。もうすっかり夢中になった。その後、…

昭和史最大のスパイM

「昭和史最大のスパイM」小林峻一・鈴木隆一。戦前の「非常時共産党」を壊滅させた「熱海事件」の主役、松村昇(偽名)ことスパイMの半生に迫った作品。非常時共産党は、戦争づくめだった戦前日本の中での共産党の呼称である。組織は最大7000名を超えたとい…

地方再生について考えた

KABUさんの記事を拝読しつつ思った。私も、田舎の出身である。たいへん人口が少なくて、貧乏だ。そして、住民は、あきれるほどノンビリしている。イギリス人が、東京から東海道新幹線に乗り、顔を真っ赤にして怒ったという話がある。「なんてひどい国なんだ…

御社の営業がダメな理由

「御社の営業がダメな理由」藤本篤志。ビジネス本というやつは、たった自分一人のものでしかない経験を、さも世界の唯一のルールであるかのように描いてあるものが多くて、あまり好きではない。それでも、仕事柄、話題の書とかは読む。本書は最近、書店で平…

わらの女

「わらの女」カトリーヌ・アルレー。いわゆる完全犯罪小説。ヒロインのヒルデガルドは、34歳の独身女性で、戦乱でいったん廃墟となったハンブルグに住んでいる。彼女は、今の生活から脱出するため、新聞広告のある大富豪の花嫁募集広告に応募する。やがて返…

黒字亡国

「黒字亡国」三國陽夫。日本は、世界一の債権国として、たっぷりと貿易黒字をため込んでいるわけだが、それはすべてドルで持っているわけだ。その現状が、実は「アメリカの通貨植民地ではないか?」と指摘する本。説得力は抜群である。インドと英国の例を引…

不思議な夫婦

我が両親である。今回帰省して、つくづくと。父は、私の受験時に「試験に出るから」と言って朝日新聞を購読。で、受験が終わった途端「ふざけんな!」とたちまち解約した、筋金入りのガンコ爺である。息子のために朝日と契約したのは、いまだに無念らしい(…

「美しい国へ」

「美しい国へ」安倍晋三。帰省する道すがら、新幹線の中で読了。率直にいって「結構まともじゃないか。ふーん」と思った。だいたい、安倍氏といえば「タカ派」というイメージ(笑)がある。それで、タイトルは「美しい国へ」だから、こりゃてっきり「夜郎自…

帰省します。

本日よりしばらく帰省いたします。地元に帰り、夏野菜と魚で地酒を呑みます。私の地元は、日本で一番酒蔵がつぶれないのです(笑)県産酒は、ほとんど県内で消費されるため、東京では手に入りにくいものですから。では。皆様、ご健康に気をつけてお過ごしく…

連帯責任は嫌いだ

私は根性無しの小市民であるから、政治問題には向いてないし、そんな見識もない。市井の一中年独身男の屁理屈によって、何がわかるというのだろうか(苦笑)で、そんな男が、久しぶりに靖国問題に関して、ちょいと思うところを。ただし、正当な力のこもった…

私家版・ユダヤ文化論

「私家版・ユダヤ文化論」内田樹。以前に、同じ著者の「態度が悪くてすみません」を読んで非常に興味深かったので、本書を手にした。もちろん、現在の中東紛争の背景の理解の一助になるかとも思ったのだ。一言で言えば、大変難しい。著者が、ユダヤ人の定義…

丸石対アラヤ

例の骨折楽者事故で、乗っていた丸石エンペラーという自転車が、どうもフレームが微妙にゆがんだようだった。なんだか、以前のようにスイスイと前に走らないのである。これはいかんというので、新車を手に入れたのが同じく国産のアラヤである。まあ半分、新…

道義について

私は、あまり道義というものを信じていない。道義は、そのときどきによって変わるものだし、何かの都合によっても簡単に変わるものだからだ。歴史をちょっと学べば、そんなことはすぐわかる。亀田選手の世界戦の判定勝利について、多くの疑問が寄せられてい…

結婚できない男

「結婚できない男」というテレビドラマが話題である。実は、こっそり見ている。で、驚いている。ううむ。。。健康を気にして、コンビニで野菜ジュースを買う。たしかに!(カゴメの野菜一日これ一本を愛飲)そうめんを食べるときは、生姜はチューブでなく、…

理由

これは、ただのたとえ話である。ある町の困窮者が減らないわけである。ある町に、100人の困窮者がいて、自由に使える年度予算が1000万円あった。この予算は少ないが、町にはとにかく1000万円しかない。そこで、この1000万円を「困窮者に分配しよう」というこ…

レジ袋の有料化

いよいよ、大手スーパーでレジ袋を有料化するようである。私は、40過ぎの独身男であるから「自分のことは自分で」やっている。つまり、晩のおかずも自分で買って帰るわけだ。見上げたもんだろう、と会社の女子社員に言ったら「いいから誰かに作ってもらえる…