Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

格差社会

小泉首相が「格差があること自体は、社会にとって悪いことではない」と言った。たぶん、そうなのだと思う。ただ、説明が不足だ。「回復できないほどの格差」は、やはり悪いと言うべきではないか、と思う。程度の問題かと思う。「勝ち組、負け組」というイヤ…

梅満開

骨折のため自転車通勤を中止しているから、近くの駅まで歩く。最初は大通りを歩いていたが、つまらないので、路地を歩くことにした。そうしたら、たいへん立派な梅の老木を発見した。白梅が実に鮮やかである。昨日の雨で、満開を通り越したようで、普段は清…

奈良の仏像窃盗男。

奈良で「連続仏像窃盗男」が逮捕された。法隆寺をはじめとする名刹から仏像が18件、連続で盗み出される事件があり、男は16件の犯行を自供しているそうである。へんてこりんなのは、その動機である。「夢の中に仏様が出てきて、仏像を集めろと言われた。御利…

天下の悪法PSE法に反対する

PSE法と聞いても、普通は「なんじゃ、そりゃ?」であろう。私も、つい最近まで、そうだったんである。それが、どうやらとんでもない天下の悪法であると分かったんである。によって、いつもの通り、蟷螂の斧を振り上げることにしたんである。とめてもムダだが…

豊島区が放置自転車税を撤廃

池袋駅周辺の放置自転車に悩む豊島区は、今年から駅前駐輪場を6500台拡充するが、そのうち4000台分を鉄道各社(JR東日本、西武、東武)が負担することで、放置自転車税を撤廃する意向のようだ。今年の税収は2億円を予定していたという。ところで「放置自転車…

無思想の発見

「無思想の発見」養老孟司。この本はすごい本だ。私は「目からウロコ」の連続で、読みながら「そうだったのか!そうだったんじゃぁっ!!」とのたうち回り、読み終わると同時に再読してしまった。これだ、これだったんだ。養老氏は、日本人の特質を「無思想…

ロウアーミドルの衝撃

「ロウアーミドルの衝撃」大前研一。著者が「最後の政策提言の本」だと述べている。かつて、大前信者だった自分を総括してみようと思って読んでみた。大前氏の提言は、いくつかのポイントに要約できる。・中央集権制は非効率と不正の温床なので、地方自治(…

絶叫のリハビリ

本日からリハビリ開始。「すいません、みんな喋ります、やめて~~」と叫んでもムダなんである。江戸時代の拷問じゃないんである。だいたい、私には白状すべきヒミツがないんである。先生は「おー、効いている効いてる」といってるが、私の「痛い~」という…

ノヴァ

「ノヴァ」サミュエル・R・ディレイニー。「P・K・ディック」「トマス・M・ディッシュ」「サミュエル・R・ディレイニー」をニューウェーブSFの「3D」などと持て囃していた時代があった(すでに過去形)。そのディレイニーの代表作で、学生時代にひどい翻訳で…

やっぱり食わんぞ牛肉

そりゃ米国牛のことである。いわんこっちゃない、などと言う気はないよ。オチはだいたい見えていたわけだからなあ。断っておくが、私は「反米」じゃありません。それどころか、アメリカさんには感謝しております。ジャズとジーパンとバーボンは好きだしね。…

義理チョコの日

もちろん、義理だって文句を言える筋合いではないわけで。もしも「義理」がなかったら、毎年の寂寥感はかなりなものなんだろうと思うなあ。本音の話。どうせチョコ屋の陰謀、商業主義におどらされてはいかん、などと言うつもりはない。なぜかというと、それ…

言論の自由について

最近「言論の自由」について考えることが多い。デンマークの新聞の問題もそうだし、朝日新聞が「皇族は皇位継承については発言すべきでない」と論じたこともあった。それで、今日は、元法哲学の徒として、法哲学から見た「言論の自由」をかなり勝手に書いて…

帰ってきたもてない男

「帰ってきたもてない男」小谷野敦。「もてない男」という思想上の大問題(!?)を提起し、その後あろうことか結婚(!!)し、その後大方の予想通り離婚(。。。)した著者の「待望の続編」。前作よりも、さらにストレートな物言いになっており、論旨はい…

労働力をモノ扱いしてはならない

今、デンマークの新聞に掲載されたムハンマドの風刺画を巡って、イスラム教徒の抗議暴動がエスカレートし、大変な騒ぎになっている。デンマークの新聞がこの風刺画を掲載した背景には、かの国では「自主規制」という名の「検閲」がすさまじく、これに対して…

抜ピンの日

おそまきながら、一昨日「抜ピン」した。なんとか骨がくっついたので、指の中に埋め込んでいた金属ピンを抜いたのである。抜いたピンを記念にくれたが、改めてみると、こんなものがよく埋まっていたと感心。これで傷がふさがれば、とりあえず酒が飲めるわけ…

パートタイム・サンドバック

「パートタイム・サンドバック」リーサ・リアドン。パートタイム・サンドバックとは、父親が兄弟の兄につけた渾名である。家庭内暴力だけが楽しみのような、どうしようもない父親が居る。弟が、父の暴力の餌食になる。兄は、弟を助けて父の暴力を受け、それ…

バカの壁

「バカの壁」養老孟司。いわずとしれた大ベストセラー。おそまきながら、である。この書は聞き書きであるから、きちんと構成されているわけではない。だから、いろんな読み方ができると思うのだが。自分が知りたい、理解したくないと思うこと自体が、まず壁…

重いぞヤフー!

重いわ、勝手に二重投稿にはなるわ、、、ホントにどうしようもないわな~。いい加減に、引っ越してやろうと、いつも思うのだが。中途半端に書きためた記事があると、それなりに愛着もあるから、なかなか決心もできない。なんとかしてくれ~、ヤフージャパン…

皇室典範の議論は拙速。

私は、女系天皇については、今のところ賛成できないと思っている。理由は簡単で、16世紀続いてきた伝統を変えるには、相応の理由が必要であって、その理由が判然としないから。実際に愛子様の配偶者をなんとお呼びしていいか分からないし(過去に例がない…

政治献金はしたくない。

我が社の業務は、選挙活動などと関連がある。だから、政治家の方も知っている。すると、たまに、パーティー券程度のお付き合いは致し方ない面もあるのだ。しかし、あまり、こういうことはしたくない。別に、私の信念に基づいて述べているのではない。単に、…