Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

不都合な科学的真実

「超不都合な科学的真実」ケイ・ミズモリ。副題は「もうからない重要な発見はすべてつぶされる」である。いやー、今年もいよいよ師走にはいるわけで、今年の「と本」(笑)ナンバーワンを選考しなければいけない時期にさしかかっているわけで、そこに有力な…

ファンタジーから目が覚めたときに

夢を見て、高所から落っこちる。「うわ~、もうだめだ!」激突の恐怖に全身硬直、そこでハッと目覚めて「夢か。やれやれ、助かった」なんて覚えは、誰にでもあるだろうと思う。私も、つい先日、そんな目にあった。いや~、こわかったなあ。で、ここで夢占い…

ムラサキシキブ

私の場合、自転車の楽しみには「自然と親しむ」要素が大きい。もちろん、人によってはラーメン店巡りとか蕎麦屋巡り、寺社仏閣巡りになったりする。いずれも結構な趣味である。自転車で走るといっても、私のような根性ナシがそうそうセンチュリーライドをす…

柳瀬川

連休前から風邪をひいて寝込む。木曜日から休むのは、いかにも4連休みたいで気分が悪かったが、とにかくフラフラで立てないから仕方がない。と思っていたら、なんと金曜日、土曜日までダウン。折良く、田舎から老親が野菜やらコメやらを送ってくれたおかげで…

「負けた教」の信者達

「負けた教」の信者達 斉藤環。この本でいう「負けた教」の信者とは、世に言うニートや引きこもりのことである。著者の斉藤氏は、「負けた教」の信者さん達には人気のある人らしいので、ちょっと読んでみた。で、私には、よく分からなかったのである。著者自…

載らなくて結構かと。

ミシュラン東京版がいよいよ発売されるそうで。東京の3つ星は8店。おおかたの疑問と期待を集めた「鮨や蕎麦は、果たして星がつくのか?」も、少なくとも寿司店は2つの3つ星店が出たわけです。だけど、ねえ。ちょっと思うんだけど。きっと、3つ星をつけ…

投入堂

もしも「命がけの国宝」があるとすれば、それは間違いなく三徳山の投入堂である。昨日、ここに60年ぶりに3人の一般参拝者が入ったそうだ。あまりに危険なので、普段は禁止である。子供の頃、ここに家族で訪れたことがある。麓のお寺で入山料を払い、輪袈裟を…

円高はたして

アメリカがサブプライムでこけた影響が拡大し、円高になって、日本の大企業に大きな減益要因になると懸念されている。一方、町村官房長官は、「基本的に円が強くなることは、長期的にはプラスである」と述べた。私は、この町村長官説に賛成である。まず、今…

ブルーギル

天皇陛下が「自分が50年前に米国から持ち帰ったブルーギルに心を痛めている」と述べられた。ブルーギルが、あちこちの湖沼で増えた結果、在来魚種に影響が出ているのを懸念されてのご発言だろうと思う。ブルーギルは、日本の魚にはない習性で、親魚が卵や稚…

秋茱萸

天気がよくないので、自転車をあきらめて、近所を散歩する。土曜日もたいがい出社するが、それでも、少しは時間があるので、どうしても気分転換したくなる。そうしたら、秋茱萸をみつけた。「秋グミ」です。あの夏のグミと同じ仲間だけど、こちらは秋に実を…

ちょっと待て

東京池袋のデパート屋上から、若い女性が身投げをして、たまたま通りがかった男性が巻き込まれるという事件があった。「他人を巻き添えにするなんて」と、当然非難囂々であるが、私はこのニュースを見てたまげた。なにがたまげたかというと、くだんのデパー…

遺跡の声

「遺跡の声」堀晃。名作トリニティシリーズがついに文庫化。まとまって読めるのは有り難い。大学時代にかなり夢中になって読んだ作品達が懐かしい。主人公は宇宙遺跡の「下級調査員」という設定であり、銀河の辺境の星でついに宇宙進出できなかった種族の遺…

それをいっちゃあ、はないよ

「辞めます」は「辞めるの、やっぱり辞めます」というハラホレヒレハレな展開になりました。呆れて飲む酒はききますなぁ。にしても思うんですが、小沢さんの「だって、このままじゃ選挙に勝てないじゃん(超訳)」は、実に正しい発言だったと思うなあ。もち…

東京の地価が気になるわけ

突然だが、このままでいくと、日米中は「スパイラル下げ」の局面に至り、皆そろって討ち死にするのじゃないか?どうも、イヤな予感がするのである。アメリカがサブプライム問題でずっこけて、世界経済を牽引しているのは、今や中国経済である。ところが、こ…

ぼちぼち結論

「ぼちぼち結論」養老孟司。養老さんのエッセイも、ぼちぼち終わろうということらしい。で、このタイトルになったようだ。私は、それでも、この人の本が読みたいけど。結論なんて、まあ、どうでもいいじゃないか(笑)野球において、結論はスコアである。た…

都市化の行く末

TB先の東南日本人さんの記事を見ながら考えた。私も10年ちょっと昔になるが、当時、改革開放がはじまった華南地方をうろついていたので、華僑のふるさとはよく知っている。まあ、だいたい記事のとおりである。口では勝てませんね(苦笑)それで思ったことが…

お節介なアメリカ

「お節介なアメリカ」ノーム・チョムスキー。アメリカの工学者にして、政府批判で有名なノーム・チョムスキーの著書。本書は、ニューヨーク・タイムスに掲載された記事をあつめたもの。私などは「ニューヨーク・タイムス」と聞くだけでニヤニヤしてしまうの…