Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

離婚について

どうやら、我がニホンでも計算によると、2分間に1組が離婚していることになるらしい。カップラーメンよりもお手軽なんである。離婚が増えた原因は、なんといっても女性が経済力を身につけたおかげだろう。ガマンする必要はないんである。イヤになったから…

数学を使わない数学の講義

「数学を使わない数学の講義」小室直樹。小室直樹氏といえば、そのメディアへの登場当初は、エキセントリックな言動で世間の耳目を集めた人物である。しかし、なかなかその舌鋒は鋭く、しばしば論敵をやりこめてしまうのでも有名であった。本書は、そのよう…

モンスター 臨床心理医アレックス

『モンスター 臨床心理医アレックス』J・ケラーマン著。精神に異常のある犯罪者を収容している施設(日本でいう医療刑務所みたいなもの)に入っている凶悪犯が、外界の犯罪をなせか予言する。臨床心理医アレックスは、この謎を解こうと施設の調査に出向く。…

公務員試験は簡単に

ここまで財政が悪化すると、もはや公務員のリストラを避けられないと思う。当然、日本最大の労働勢力である公務員さん達が、素直に従うわけもないので、これから大変だろう。いまや、どんな大企業に就職しても、一生安泰はない。都銀も、商社も、倒産だの合…

野火止用水

なんとなく涼しそうなイメージがあるので、野火止用水に走りに行った。道がわからないので、ランドナーで行く。ロードとちがって、砂利道でも平気で走れるから、未走行の道を走るときは気楽である。荒川サイクリングロードを、北上し、黒目川の合流点から志…

憲法違反の人権擁護法案に反対する-その2

人権擁護法案に賛成する人は、おそらく民主主義の基本がわかっていないのである。簡単な比較をもって考えてみる。1)英邁な独占君主によって、差別がない社会2)衆愚政治によって、差別が根絶できない社会のどちらをとるべきか?という思考実験である。民…

日本人なら知っておきたい神道

「日本人なら知っておきたい神道」武光誠。靖国議論のなかで、神道に関して改めて興味を持ったので、よくまとまったと評判のこの本を読んでみた。一読、目からウロコがおちた思いである。著者は平易に、神道についての成り立ちから、神道的解釈まで説明して…

憲法違反の人権擁護法案に反対する

まこと、稀代の悪法というべきであろう「人権擁護法案」これこそ、まさに戦前の「治安維持法」の復活そのものではないのか?なにしろ、ある表現が「差別だ」という判断をされただけで(しかも、その判断をする連中が無茶苦茶)令状もなしに「発禁」だの「削…

パンク修理

最近、休日毎に天候が良くなかったので、自転車に乗っていなかった。この連休で、梅雨明けになったので、久しぶりに出かけることにした。目標は関宿城にしたが、往復だと120KMくらいにはなる。洗濯だの掃除だの、家事をやっていたら出発が11:30に…

もてる男がいるせいで!

私くらいの年齢で未だに独身であれば、当然女性にふられる程度のことには慣れている。で、最近もやはりふられた(T_T)彼女と私の共通の話題が、グルメネタしかなかったもんで、文化の低い人という判断をされてしまったのである。ううむ。。。やむをえんな。何…

歴史観について

駐日ロシア公使が「北方領土は侵略の帰結」だと発言したようである。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000008-san-polこれぞ外交である。なぜならば、日ソ中立条約は日独伊三国同盟よりも後に締結されている。すなわち、日本がドイツと共闘して…

世界飯店

大塚の名店。みかけは町のラーメン屋なのに、味はビックリ!一流。。。なんてのは、小説的存在としてはそそるものがあるが、現実はそう甘くない。近所のラーメン屋のニラレバ炒めが、食通をうならせる、なぁんてことはまずないのである。ところが、そんな冗…

消えたニック・スペンサー

「消えたニック・スペンサー」メアリ・H・クラーク。当代随一のストーリー・テラー、M・H・クラークの作品。ニック・スペンサーは癌のワクチンを開発するバイオ・ベンチャー企業の社長。このニック・スペンサーの搭乗した自家用ジェットが、ある日突然失踪す…

はじめてのクリニック

はじめて精神科にいくときは、ずいぶん勇気が必要だったといわれる方が多い。私は、あまり抵抗がなかった。というか、もう追いつめられていて「とにかく助けてっ!」という気持ちでいっぱいだった。なんでもない日常なのに、歩いていく間が恐ろしかった。迷…

ウッドストック行最終バス

「ウッドストック行最終バス」コリン・デクスター著。バス停で、若い女の子が、たまたま通りがかった婦人に聞く。「ウッドストック行バスはきますか?」婦人は答える。「いや、もう最終は出ちゃったわよ」二人は相談し、大胆に足を見せた女の子が「大丈夫よ…

維新號

銀座の中華の老舗。一般には、もちかえりの饅頭が有名かと思う。だけど、このお店で、饅頭買って食べるだけじゃもったいないのだ。会食で、銀座というよりは新橋に近い新館のほうを予約した。4名だったためか、2階の個室に案内される。その後も何度か利用…

戦犯問題にみるレトリックについて

レトリックとは、しばしば真実を隠蔽するために用いられる。靖国問題について書いたとき、A級戦犯について「多くの兵を殺した、死ねと命令した側だから」とか「終戦のタイミングを誤った責任」論を多く見た。いずれもレトリックであり、事実を枉げている。レ…

トゥール・ダルジャン

いわずとしれた、世界最高のレストラン。世界で唯一、支店があるのが日本である。いくらなんでも、こんな店に気軽にいけるわけもない。ただ、毎秋には、出店記念週がメモリアルウィークとなって、うまく招待チケットを入手すると、安く食べられるわけである…

会計監査院とおみおつけ

道路公団の橋梁談合について、とうとう司直の手がはいったわけだが、この事件についてはさらに大きな問題がある。会計監査院OBの天下りである。橋梁談合の手口だが、国土交通省の外郭団体(特殊法人)が2つあり、この法人が積算ハンドブックを出版している…