Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

二枚舌外交術

シリアへの武力行使につき、英国議会で否決。キャメロン首相いわく「我が国は民主主義であるから」さすが、だねえ。かつて、英国が二枚舌を使ったために、イスラエルができ、パレスチナ問題が発生したことは有名である。英国としては、どっちにも無責任に良…

米激おこ

どうやら、アメさんが激おこ、らしい。国連決議がなくてもやる、と。こりゃ本気だろうなあ。たぶん、ロシアと中共は、以前からアサド政権と親しいから、拒否権発動でしょ。で、アメさんは「じゃあいーよ、オレが一人でやってやらあ」となる。英仏が賛成、と…

零式戦闘機

「零式戦闘機」吉村昭。何やら設計者の堀越次郎がアニメになって有名になっているようであるが、帰省した時に再読。かのゼロ戦の衝撃的な誕生から落日までを、丹念に追った小説である。もともと十二試艦上戦闘機と呼ばれた本機は、三菱の堀越次郎の設計によ…

私を離さないで

「私を離さないで」カズオ・イシグロ。ヘールシャムという養育院で暮らす子供たちの一人、キャシーが主人公。彼女の友達には、少々自己中心的で詐話癖があるルース、問題児だが実は心優しいトミーがいる。教官は妙に厳格で、どういうわけか教育プログラムで…

遥か南へ

「遥か南へ」ロバート・R・マキャモン。マキャモンだから、面白いに決まっているんだが、この本だけはなぜか積読。ちょうど引っ越し前に買って、どさくさまぎれにそのままになっていたもの。この夏に、少々書庫を整理して、ようやく発見。夏季休暇のヒマつぶ…

世の中はむずかしい

某人気アイドルグループが「戦争は困る」と発言しているので、少々話題になっているようだ。しかし、これは考えてみれば、当たり前のことである。戦争が大好きで、どんどん徴兵してください、できれば最前線希望なんていう人が、そんなに多いわけがないでは…

so sweet

韓国で、新日鉄の戦時徴用の問題について、個別補償を要求していた当時の徴用工につき、補償を命じる判決があったようである。上級審について、まだどうなるか分からないが、もしも敗訴した場合は、新日鉄としては支払いをせざるを得ない。拒否すれば、韓国…

負け戦の始末

68年前の今日、長崎に二発目の原爆が投下され、ソ連が対日参戦した。日本は、ついにポツダム宣言受諾による降伏へと動き出す。日本降伏の要因について、アメリカは原爆投下だといい、ソ連と中共はソ連対日参戦である、と主張してきた。アメリカは原爆投下…

和式を残すという見識もあるべし

なるほど、いよいよ学校から和式がなくなるのであるなあ。アレは、なかなかにつらい姿勢であったから、ねえ。しかし、である。この際、和式を残すというのも、ひとつの見識であろうと存ずる。以下に、その理由を説明する。1)いざというとき、慌てぬ訓練と…

脱法ハウス

一軒家もしくは、普通のオフィスビルを細かく区切る。そこに、3段、場合によっては4段のベッドを入れる。その1区画が、あなたの部屋である。今問題になっている「脱法ハウス」である。消防法違反は明らかである。カプセルホテルよりも、さらに野放しだか…

デッドリミット

「デッドリミット」ランキン・デイヴィス。文春文庫(絶版)。現代の英国が舞台。英国首相の兄は法務総裁だが、その兄がテロリストに誘拐される。彼らの要求は、裁判中の女性博士を無罪放免にすること。彼女は、ある企業を襲撃したテログループの主犯として…