Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

雨の牙

「雨の牙」バリー・アイスラー。著者のデビュー作品であり、高評価を得た作品。派手なアクションシーンがあり、ヒーローとヒロインの絡みもあって、映画化されたようだが、こっちは大コケしたらしい。もとより、小説しか読まないので、関係はないが。主人公…

op.ローズダスト

「op.ローズダスト」福井晴敏。あの「終戦のローレライ」やら「亡国のイージス」やらを書いた福井晴敏の作品。今度は文庫で上中下巻という大作である。舞台は東京、晴海である。opは「オペレーション」と読む。北○鮮の高官が日本に残した娘がいるのだが、そ…

ナイトホークス

「ナイトホークス」マイクル・コナリー。コナリーは大好きな作家だが、なかなか人気があって、書店でも新刊以外は売り切れていることが多い。しかしながら、古書店をこまめに見ていると、それでも旧本が見つかる。手元不如意なので、古本屋を活用している私…

デフレの正体

「デフレの正体」藻谷浩介。副題は「経済は人口の波で動く」。最近の新書ではベストセラーである。多くの書店で平積みとなっているし、著者は政策投資銀行の研究員。これは一読せねばならん、と私が考えたのは、もちろん「野次馬根性」だからである(苦笑)…

クルーイストン実験

「クルーイストン実験」ケイト・ウィルヘルム。サンリオSF文庫、絶版。ケイト・ウィルヘルムは日本では一般的には無名の作家であろうと思う。しかし、米国では、女流SFの代表的作家であった。いや、正確には、一時期の米国SFには女流作家しかいないくらいの…