Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

おつかれさまでした

総理在職歴代最長を達成した安倍政権も、ついに終焉のときを迎えることになった。 誠に長い間、おつかれさまでした。 毀誉褒貶がいろいろあった内閣であったが、日本の戦後の憲政史に残ることは間違いないと思う。 内政面では、デフレ退治を掲げてアベノミク…

エコポイントを思い出す

コロナの影響で旅行業界、ホテル業界、旅客業界ともに需要がめちゃくちゃな有様となった。JR北海道の赤字が100億軽く超えたとか(夏の北海道がガラガラなら、あとは。。。)成田空港はようやく滑走路を開けたが肝心の飛行機がガラガラだとか。 で、このまま…

遠謀

「遠謀」上田秀人。副題「奏者番陰記録」。 上田秀人は歯科医師の本業のかたわら、時代小説を書き続けているのだが、その小説がとても「副業」レベルではない。本業の作家でも、ここまで細かく江戸時代の幕府の行政に詳しくは書けまいな、と唸らされる。ま、…

民法900条改正と皇室典範

民法900条は、相続について嫡出子と非嫡出子(婚外子)の取り扱いについて定めた法律である。従来、嫡出子に対して非嫡出子は不利な扱い(嫡出子の半分)をしていたものであった。 この民法900条が平成25年最高裁で「憲法14条違反(法のもとの平等…

バイオリニストは目が赤い

「バイオリニストは目が赤い」鶴我裕子。 N響の第一バイオリンを弾いていた著者によるエッセイ。抱腹絶倒の軽妙な筆致で、楽屋の裏話も聞けて面白かった。 指揮者に対して辛口なのは、まさにオーケストラ団員ならでは。だいたい、突然やってきて、アレコレと…

AI政府

将棋の藤井棋聖が見事に王位戦を制して二冠達成。いまだ弱冠18歳なのだから、まさに将来が嘱望される。この強さだと、タイトル、まだまだ取るんでしょうねえ。 その藤井棋聖の2日目の指し手がAIと100%一致したことが話題を呼んでいる。 まさに「人間技で…

エコイック・メモリ

「エコイック・メモリ」結城充考。 前作の「プラ・バロック」が楽しめたので、続作を購入。主人公は前作のまま、若き女性刑事のクロハ。冒頭で、金融機関に立てこもった男を地元の警察官とともに包囲していたところ、犯人が突然飛び出してくる。犯人は拳銃ら…

財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

「財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済」上念司。 いわゆるインタゲ論者といえば高橋洋一氏が有名だと思うのだが、上念氏もそのあたりの論客である。消費増税とコロナのダブルパンチでアベノミクスの効果は消え失せ、単に巨額の借金が増えただけ的な…

天皇になろうとした将軍

「天皇になろうとした将軍」井沢元彦。 この人の「逆説の日本史」シリーズはたいへん面白いのだが、その中でも特に面白いのは古代編だと思う。いわゆる「怨霊」信仰がもっとも古い時代から残されていた、という説に大変な説得力がある。で、その古代に続く面…

さよならドビュッシー

「さよならドビュッシー」中山七里。 有名な「このミス」大賞受賞作。どこにも行かない夏休みの暇つぶしに、たまには国産ミステリを読んでみるべい、と。 私は意外にクラシック音楽が好きである。というか、流行音楽のリズムだけ、アホでも分かるぶつ切り音…

無為徒食

帰省を諦めたので、自宅で過ごす。「積ん読」状態だった本を思うさま読んで、4冊を読み終えた。面白い。ただ、年齢のせいか、目が疲れやすく、仕方なくしばらく目をつぶって休んでいると眠くなる。日頃の睡眠不足解消とも思い、ウトウト。 暑いので猫が冷房…

東京猛暑

たまらん暑さとなりました。本日の東京。 先週までは、あんなに毎日雨続きで、すっかりカラダがその生活に適応していたので、いきなり猛暑で倦怠感がひどいです。 若い頃は、年寄りが「暑い」「寒い」とやたら言うのを馬鹿にしておりましたが、自分がトシを…

帰省も自粛。。。不本意です

来週は夏季休暇の予定なのですが、毎年恒例の帰省は自粛することにしました。 もちろん、東京でコロナが蔓延していることもあります。 自分が感染源になりたくはありませんからね。 しかし、それよりも、大きな問題があります。 私の父は高齢で、施設に入所…

チキンレースの果ては

中共が、今月の16日に「尖閣諸島に民間漁船100隻以上で押しかける」と予告しているらしい。 中共側が設定した休漁期間の終了日らしいが、これは威嚇であろう。 民間漁船相手に戦闘行為などできないわけだし、海保がどこまで領海侵犯を排除できるかだが、だ…