Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

センセイの鞄

「センセイの鞄」漫画谷口ジロー。原作は川上浩美である。 主人公のツキコさんは、未婚で37歳の女性OLである。別に仕事に燃えていたとか、男性と付き合っていなかったわけでもないのだが、なんとなくその歳まで独身できてしまった。そんな彼女の楽しみは、近…

長い道

「長い道」こうの史代。 漫画であるが、こうの史代は別格だろう。この人は、漫画で文学を書く人である。「長い道」は、どこに勤めても長続きせず、あっさりクビになってしまい、貧乏な癖に女には目がないという荘介が、郷里の親からいきなり押しつけられた道…

無事に

父の真珠腫の手術は無事に終了。心配された腫瘍の位置だったが、脳には達していなかった。天佑である。それでも、微妙な位置であるので、難手術が予想されたが、執刀医は優秀の評判通り、見事に腫瘍の切除を行ってくれた。今朝ほどは、麻酔から覚めたようだ…

父の真珠腫

父が真珠腫にかかり、手術をすることになった。真珠腫とは、中耳のできものである。父は、以前から中耳炎を患うことが多く、近年では片耳の聴力がめっきり落ちた。家族は、補聴器が悪いのだと思っていた。しかし、補聴器を代えても、一向に改善しない。その…

社交ダンスが終わった夜に

「社交ダンスが終わった夜に」レイ・ブラッドベリ。ブラッドベリといえば「火星年代記」や「華氏451」などの名作でおなじみの大家である。老大家といえば、現役で仕事をするものでなく、ときどき雑誌にエッセイ(雑文)を書いてお茶を濁すのが一般的だ。…

冬の楽しみ

いよいよ東京も寒くなってきた。ことに、朝晩の寒さは厳しいものである。まあ、おかげで、ヘンテコな外来生物どもが絶滅するわけで、この寒さには感謝しなくてはいけない。温暖化の影響で、東京でもマラリアが流行るなんて絵は見たくありませんからなあ。そ…

営業と詐欺の間

「営業と詐欺の間」坂口孝則。実は、文字通り「営業と詐欺の間」を知りたくて買ったのだ。すぐれた営業マンは、私の経験ではどう考えても口が上手い。よく「口べたでも誠意で売る凄腕営業マン」とかが営業の教科書に出てくるのですが、そういう人に会ったた…

軌道修正不可能

私は、既に宣言したとおり、今や「反体制派」でありまして、与党には期待の欠片もしておりません。しかしながら、なんということか、その「期待しない」レベルを遙かに超えた無能ぶりで、もう呆れるしかないのが今の政権であります。ですから、すでに「叩く…

凡人起業

「凡人起業」多田正幸。副題は「カリスマ経営者は見習うな」。新卒から入社した会社は、某経営コンサルティング会社であった。コンサルティングといいながら、実際には企業向け研修やら教材やらを販売していたのだが、そこで多くの中小企業経営者と会う機会…

仕事はじめ

本日から仕事はじめ。とはいっても、年賀状の整理やらメールの返信やらの雑務である。実は、昨年手がけたシステムが軌道にのらず、正月休みの間も自宅から深夜にリモート作業をする仕儀になってしまった。あまり休んだ気がせず久しぶりに本日はめまいがして…