Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

不動産の購入

退職を控えて考えていること。実は「不動産購入」である。これから無職になろうというのに、何を狂っているのか?(苦笑)しかし、これは荒唐無稽なアイディアではない、と自分では思う。日本国民の土地神話も色あせた昨今、しかもこれから景気はさらに悪化…

退職貧乏

転職というものが、かくもカネがかかるものだとは知らなかった。おかげで、かなり貧乏になりそうである。久しぶりに、ハングリー精神を取り戻すきっかけとしては、悪くない(苦笑)。まず、退職金であるが、よくある「取締役会に一任」というもの。その決議…

浄土の帝

「浄土の帝」安部龍太郎。日本史の中でも、平安時代の終わり頃の戦乱は、いちばん複雑でわけがわからん時代ではないかと思う。保元の乱に平治の乱、平清盛が出てきて壇ノ浦で終わって、源頼朝が出てくると、まあまあ風通しがよくなる。だいたい日本史の先生…

守護者(キーパー)

「守護者」(キーパー) グレッグ・ルッカ。アメリカで人工妊娠中絶が政治的にたいへんデリケートな問題になっていることは知ってはいたが、本書を読めば、そのリアルな雰囲気が伝わってくる。日本では当然のように行われている処置であるが、アメリカにおけ…

封建制の文明史観

「封建制の文明史観」今谷 明。帯には「なぜ、封建制をとった国は、植民地にされなかったのか」とある。大変斬新な視点で、素晴らしい惹句である。編集さん、良い仕事をしてますなあ(笑)というわけで、さっそく購入。まず著者は、モンゴル帝国の版図に入れ…

古事記の真実

「古事記の真実」長部日出雄。さて、2009年劈頭の書評を何にしようと思ったのだが、やっぱりこれかな、と。日本人ですからね。古事記と日本書紀は「記紀」とひとまとめにして呼ばれることが多く、その位置づけも「日本書紀=史書」「古事記=創作」というの…

本年もよろしくお願いします

お正月は、帰省しておりました。幸い、新幹線のトラブルにはひっかからないで帰れました。そうしたら、元旦からいきなり大雪。雪かきをして、近所の霊験あらたかな神社さんへ初詣。元旦の雪は、古来から豊作の兆しとして吉例だとされてきました。「新しき 歳…