Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

キリストの棺

「キリストの棺」シンハ・ヤコボヴィッチ。私は、かなり昔にテレビでやっていた川口浩探検隊が大好きであった。子供心にも、この番組が胡散臭いことはわかった(笑)。けれども、いいじゃないか。だって、面白いのだ。好奇心を刺激するテーマ、衝撃の自称大…

星守る犬

「星守る犬」村上たかし。naznaさんが上半期ベストコミックにあげておられたので購入。帯には「号泣しました」のような惹句が踊っている。「そうかんたんにはいかぬ、ワハハ」と余裕で読み始めた。で、読了。はい、しっかり泣いてしまいました(苦笑)中年男…

水戸黄門じゃありません

亀井金融大臣発案のモラトリアムだが、昨日の日経によると以下の通り。返済猶予制度の概要■法案(中小企業金融円滑化法案、2011年3月までの時限措置)・対象となる貸し手は銀行や信用金庫などの預金取扱金融機関。借り手は中小企業と、住宅ローンを抱える個…

甲斐がない

民主党も、どうやら貧乏くじを引かされたのは前原国交大臣のようである。ダムに道路、おまけにJAL。もうてんやわんや。早くも「あれはKYではないか」という観測までとんでいるのだが、KYというのは結果が良ければ「信念の人」であり、ダメなら「KY」なので、…

俵屋と柊屋

ミシュラン京阪版が発売になった。まだ買っていないが(買うかどうかも疑問だが)、旅館では柊屋が最高評価。食事も一つ星を獲得したという。順当な結果だと思うし、ついでにいえば、食事はもっと良いのではないかとも思う。京都が好きで、たまに行く。とは…

経済ってそういうことだったのか会議

「経済ってそういうことだったのか会議」佐藤雅彦、竹中平蔵(対談)。ベストセラーになったようだが、初出時に未読であった。今や、すっかり「小泉改悪の下手人」扱いの竹中氏だけど、この本を読むと、全くもって市場原理主義者じゃない。私も、この対談相…

説教強盗みたいな

民主党の来年度予算概算要求は、ついに95兆円を突破。戦後最大となりそうだ。ちなみに、昨年の麻生政権は89兆1494億円。これだって、民主党いわく「選挙対策のバラマキ政策」である定額給付金をもりこんでいるわけだ。つまり「まったく効果のない」バ…

政策論争のデタラメ

「政策論争のデタラメ」市川眞一。著者は外資系金融機関に勤務しており、いくつかの政策論争を取り上げて、そもそも論争がデータをふまえた客観的なものになっていない点を指摘している。であるから、本書は、政策論争に関して、たとえば自民党と民主党のど…

天使と罪の街

「天使と罪の街」マイクル・コナリー。マイケル・ジャクソンと表記するんだから「マイケル・コナリー」じゃないかと思うのだが、まあ、どっちでもいいか。マイケルじゃなく「マイコー」と書く人もいるらしい。確かに、その方が発音としては似ているような。…

追悼

中川昭一元財務大臣が亡くなった。心からお悔やみ申し上げる。トラックバック先のグリフィン通りさんが書かれているように、父上のこととあわせて、なんともむごい感じがした。かくまで、政治の世界は人を追い詰めるのだろうかと思う。手のひらを返すマスコ…

当面杞憂

千葉法務大臣が夫婦別姓に積極的な発言をして、注目を集めているようだ。鳩山首相は「まだその段階ではない」とのこと。まずは順当な判断だと思う。宇宙人といわれるが、意外にまともなところもあるのかもしれないな(苦笑)。ただ、長期的に考えると、夫婦…

とどのつまり

鳩山内閣の「CO2 25%削減」について思うところをつらつらと。それ自体に反対な人はいないだろうと思う。ただ、そのコストやら、実現可能性やら、排出枠取引にからむマネーゲームやらを配慮すると、さてどうかな。。。で、私は槌田敦氏の「環境保護運動は…