Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

市場分析的に考える自民党の変質

ぼちぼち小泉さんの任期終了も迫ってきた。今は「次期総裁」であっちもこっちもきな臭い雰囲気であるが、ちょいと「小泉改革」について、思うところをつらつらと書き留めてみよう。実は、小泉首相は公約通り(笑)「自民党をぶっ壊した」と思っている。その…

現代思想のキーワード

「現代思想のキーワード」今村仁司。死体から、なんとか使える臓器はないかと探しまわり、うまく使えそうであれば移植する。そうして、すでに死に絶えそうになっている患者を生き延びさせると同時に、よく考えてみれば臓器も生き延びていることになる。これ…

プリコミットメント論とソフトウェア設計-改憲問題

珍しくカタい記事にトラバさせていただく。だいたい、私ぐらい大学を出て既に20年くらい経過してしまえば、もはや脳みそはすっかり錆び付いているわけで、立派な議論はできませんが。プリコミットメント論というのは、とっても乱暴に整理すると「国がコロコ…

態度が悪くてすみません

「態度が悪くてすみません」内田樹。いやー、これは面白い。巷間、人気になってきているのも納得である。私は「構造主義」という奴が、イマイチ理解できなかったのだ。フーコーもレヴィ=ストロースもジャック・ラカンも理解不能である。もちろん、だからと…

杉浦日向子の江戸塾

「杉浦日向子の江戸塾」杉浦日向子。江戸といえば杉浦日向子だ(偏見)。杉浦日向子と言えば「ソ連」(蕎麦屋で憩う連合?)だ。今さらであるが面白い。江戸は参勤交代で武士がやってくるし、地方からも人口の流入がある。当然、男性過多で女性は少ない。す…

ボトムズ

「ボトムズ」ジョー・R・ランズデール。既に70歳を過ぎた老人が、過去の追憶を語るというフレームで、少年時代の殺人事件を語る。この構成は、テキサス州における黒人差別がいかに酷かったかを語るのに必要だからである。少年(後の老人)は、妹と一緒に森を…

40台独身男の言い訳

久しぶりにrobita様のブログを拝見して「結婚しない40代男」について言い訳を思い立った(笑)たぶん、齢40を越えた独身男でも「結婚する気ゼロ」は、実際のところ少ないのではないか?と思う。そう、いまだ悟りに達せず(爆笑)もしできたら結婚したいと思…

新しいものはなんで短命か?

最近、あるCD(すでに廃盤)を聞きたいという人がいて、MDに録音して提供してあげよう、ということになった。私はヤマハのMDデッキを持っているけれど、実は調子が悪い。MDのディスクを放り込んでも、いつまでもガチャガチャやっていて、なかなか読みこんで…

流沙の塔

「流沙の塔」(上・下)船戸与一。意図しない再読である。昔読んだ本が文庫化される。買って読み始める。それで「ああ、、、しまった」である。老化と無聊をまぎらわす飲酒のために、私のもともと大して良くない脳みそがどんな有様だか、だいたいわかるとい…

神社の系譜 なぜそこにあるのか

「神社の系譜 なぜそこにあるのか」宮本健次。神社が創建された「場所」の「自然暦」についての考察をした書である。「自然暦」とは何か?簡単にいえば、古代の天文学は「科学」であり「魔術」であった。それは、西洋においても天文学が「占星術」からスター…

ダーク

「ダーク」(上・下)桐野夏生。発表時に、賛否両論が激しく戦わされたらしい。簡単にいえば、この作品はハードボイルドである。以前に、ハードボイルドの本質を「デカダンス」だと書いたと思うが、そういう意味ではこの作品は古典的なハードボイルドだと言…

日本共産党

「日本共産党」筆坂秀世。もと日本共産党ナンバー4と言われながら、セクハラ問題を起こして議員辞職させられた(!?)著者の本。単なる離党者の暴露本、とみたい向きもあるであろうが、私の読むところ、決してそんな私怨によるいい加減な本ではないよ。一…

なんの理由で復帰するのか

平岩外四氏が、経団連名誉会長に復帰するそうだ。東電の原発ごまかし報告事件が一区切りついたからであるそうな。早い話が「のどもと過ぎれば」「ほとぼりが冷めたところで」のこのこ復帰したというわけであろう。だって、当の平岩氏が、復帰にあたって何か…

コメントができなくなった私

在る方から、「コメントを書いても、返答のコメントが(滅多に)ない」というご指摘を頂戴した。誠にそのとおりです。私の不精にもほどがある。深くお詫びする次第です。ごめんなさい。で。ちょいと言い訳を。実は、最初にブログを書きはじめた頃は、返信コ…

世にも不思議な中国人

「世にも不思議な中国人」五十嵐らん。中国で女一匹ビジネスに乗り出した筆者の抱腹絶倒ブログをまとめて書籍化したもの。元ブログは下記を参照↓(中華的生活 多少銭?)http://chinalifecost.seesaa.net/これは面白い本である。ちょいと注意しておくと。い…

アベラシオン

「アベラシオン」(上・下巻)篠田真由美。「建築家探偵シリーズ」で有名な篠田真由美の、イタリアを舞台にしたゴシック風ミステリ、というふれこみ。レオナルド物を読んだ勢いで、これも読んでしまった。ベネチアのパーティ会場で、ある老人が殺される(毒…

不運だから国を愛する

私は、10年ちょっと前、バブル崩壊で「いい気になっていた」のが仇になり、文字通り食うや食わずの生活を余儀なくされた。そのとき、なんでこんな目に会うのだろうと思い、自分の不幸を思った。私ほど惨めな者も、なかなかこの世におるまいと思ったりした。…

レオナルドのユダ

「レオナルドのユダ」服部まゆみ。「ダ・ビンチ・コード」を読んだついでにレオナルド物を。この本は、ミステリと思って読まないほうが良い。レオナルド・ダ・ビンチという天才を「狂言まわし」に使った歴史小説(フィクション)である。もちろん、歴史小説…

山菜三昧の暮らし

実家に帰省して、山菜三昧の日々を送ってきた。私の実家は中国地方の寒村である。両親も歳をとったので、すでに田んぼはつくれない。わずかばかりの畑をつくっている。祖父が植林をした山も、山歩きに慣れていない私などではどうしようもない。あっというま…

ちょいとお休み

連休は郷里に帰省します。畑仕事と山菜採りをしてくる所存です。しばらくお休みしますm(_ _)m

風俗店経営の社会科の教師

盛岡市で、私立高校の社会科の教師が副業で風俗店経営を行っていたという記事があった。疑問に思ってニュースを読むと「風俗営業適正化法違反」つまりは、風俗店経営が禁止されている繁華街で営業していたのであるそうな。早い話が「学校教師が風俗店経営を…