Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

愚行をする自由

橋下大阪市長の発言が波紋を呼んで、ついに外国人記者相手に異例の2時間半におよぶ会見となった。今朝のテレビを見ていたら「橋下は謝罪、しかし自説を撤回せず」各国は非難する、といった調子。しかし、私はそれでいいんじゃないの?と思う。私の周囲の友…

ようこそ量子

「ようこそ量子」根本香絵、池谷瑠絵。副題「量子コンピュータはなぜ注目されているのか」私の業界も一応コンピュータ業界のはしくれであるのだが、遠い未来の話として「量子コンピュータ」の話題がでる。当面は、暗号化通信で量子鍵が使われるであろうが、…

それでも子どもは減っていく

「それでも子どもは減っていく」本田和子。少子化は我が国の社会保障や内需の縮小に大きな影響を及ぼしている。これから、さらに「超高齢化社会」になるから、そりゃもう確定的である。経済的にいえば、日本は内需の国なので、少子化は必然的に内需縮小に結…

マイルスを聞く

いよいよ、大台突入、、、てなわけであります。40台ともお別れ。しかし、40になったときには、ずいぶん焦りを感じたもんですが、50ともなると、もはや何もありませんな(苦笑)これが知命ってことですかね?じたばたしても、どーもならんわ、という感…

パリジャンは味オンチ

「パリジャンは味オンチ」ミツコ・ザハー。パリに魅せられ、すでにパリ在住が20年以上になり、パリで骨を埋める覚悟をしている著者による素顔のパリジャン紹介。私などから見れば、パリといえば花の都であり、パリジャン、パリジェンヌといえばスカした紳…

ドバイにはなぜお金持ちが集まるのか

「ドバイにはなぜお金持ちが集まるのか」福田一郎。最近、ドバイに関心がある。なぜかって?そりゃあ、もちろん、世界最高賞金額の競馬があるからですよ(笑)そもそも、サッカーワールドカップのおかげでUAE、アラブ首長国連邦という名前をやっと憶えたとこ…

官僚川路聖謨の生涯

「官僚川路聖謨の生涯」佐藤雅美。書名にわざわざ「官僚」と付してある。本書は、単に川路聖謨という幕末の人物記でなはくて、あくまで「一人の官僚の生涯」を丁寧に描き出すことを意図している。よって、彼の個人的な心象風景に踏み込むことはあえて避け、…

エラー処理的な思考から

KABUさんと同じく、私も橋下大阪市長の「慰安婦は必要であった」旨の発言を理解する。ただ、彼が大阪市長であるがゆえに、その発言は「政治的発言」としてとらえられるであろうから、いわゆる「政治的批判」を浴びるのであろう。さて、システムエンジニアは…

老齢と病気

ふと気が付けば、今月で、なんと私も知名を迎える。もう少しで、とうとう本ブログのタイトル変更も考えねばならん事態である。50過ぎたら洒落にならんから、この路線はやめねばならんなあ。しかしながら、自分についていえば、実はまったく天命など悟ってい…

ジェネリック

パニック障害と不眠症を発病してから、特効薬だというパキシル錠剤を服用してきた。これは効果があって、例のおそろしい暗黒におっこちる不安(経験のない人にはわからないと思うが)はなくなった。不眠症は、アモバンとマイスリーなる薬をローテーションし…

血と肉を分けた者

「血と肉を分けた者」ジョン・ハーヴェイ。イギリスのミステリ作家で、CWA章受賞、と帯にある。CWA受賞作に駄作なし、という信念を私は持っているので(笑)さっそく読んでみた。舞台はもちろん英国で、主人公は既に定年退職した元刑事エルダーである。妻と…