Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

横田早紀江さん、大統領と面談

米大統領に拉致事件の被害者家族として直訴する横田早紀江さんのお姿をTVで拝見した。ここまでたどり着かれた、その子どもを思う信念に、ただただ頭を垂れるのみ。一日も早い拉致被害者のご帰国を念願いたします。しかし。米国に頼まねばならぬ、日本の政府…

新入社員研修と一休さん

ちょうどシーズンだから、新入社員研修をしている。私「うちの製品は、誰に販売するだろうか?」新人さん「会社です」(以下、「新」と略)我が社の製品は、企業向けシステムだから。しかし、である。私「会社?会社が買うっていうことだよね」新「そうです…

ダ・ビンチ・コード

「ダ・ビンチ・コード」ダン・ブラウン。話題の作品。ルーブル美術館で殺された人物が、あるキリスト教の秘密組織の長老メンバーで、彼の孫娘と主人公が共同でダイイングメッセージの解読に挑むという作品。非常にテンポ良く、いといろな事件がおきるのだが…

架空対話---死後の世界について。王充対ヒルベルト

王充。A.D.27-97。儒家。迷信を廃した合理主義で有名。著書「論衡」ヒルベルト。A.D.1862-1943。数学者。公理主義で有名。(以下、王充を王、ヒルベルトをヒと略)王「死後の世界はない。」ヒ「何故かね?」王「人間は必ず死ぬ。つまり、今までのすべての人…

死の接吻

「死の接吻」アイラ・レヴィン。著者のデビュー作にして、倒叙物の傑作。主人公が、大富豪の娘と結婚することを狙って、3姉妹を次々と殺害していく。その「完全犯罪」が崩壊していく有様を描く。この物語の主人公は、第二次大戦に従軍し、日本軍と戦い、負…

拒否できない日本

「拒否できない日本」関岡英之。日本の構造改革は、米国の年次改革要望書に従って行われている!アングロサクソンは日本を滅ぼすぞ!という分析を書いたトンデモ本(笑)。つまり、この本の「アングロサクソン」を「ユダヤ」、「日本」を「世界」に置換すれ…

ジョエル

表参道のジョエル。すでに開店以来、26年目のフレンチレストラン。もう、フレンチ好きの人の間では、有名すぎるほどのお店だ。文字通り古典である。そういえば4月なので「アスパラガスの季節だなぁ」と思って出かけた。前菜は予定通りにホワイトアスパラ…

人を見て法は説け

おおかたの日本人が、竹島をめぐる韓国側の反応には「またかよ。。。やれやれ」状態だろうと思う。バブルの頃だったか「日本の保有資産を出せば、カリフォルニア州を全部を買える」という話があった。実際の話、この厄介な隣国から離れるために、カリフォル…

NHKなんかいらない

NHKのカラ出張プロデューサーが、その不正をはたらいている期間に、受信料を支払うように視聴者宅を訪問していたそうである。あきれかえった話で、つまりは自分が着服する元金を払えといっていたに等しい。こんな体質で「みなさまのNHK」などと言うのだから…

こぐこぐ自転車

「こぐこぐ自転車」伊藤礼。自転車エッセイ、なんだけど、全体になんとも言えぬおかしさが漂っていて、思わず読んでいてアハハと笑ってしまう。愉しさに満ちた本である。著者の伊藤礼は、かの伊藤整の令息である。つまり。大変なお年である。古稀まじか、な…

地鎮祭について

私の父は、江戸時代からつづく市内で7代目になる大工の棟梁であった。(もっとも、母と恋愛結婚したとき、父は次男、母は長女であったので、母方の姓を名乗ることになったが)かなりの腕前で、息子の私が言うのもなんだが優秀な棟梁であった。その父が、ほと…

高利貸しをのさばらせた責任は東証にもある

消費者金融大手のアイフルが、ついに業務停止処分を受けた。民放各社はCMを自粛するそうである。テレビをみていたら、取り立ての乱暴な男の声が「一部上場だろうとなんだろうと、借金の取り立てには変わりないんじゃあ!」と喚いていた。お説、まことにごも…

「いただきます」は禁止?

世の中にはバカ親もいるもんだ、と思ったのが最初の感想。↓http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-305.html早い話が「小学校で給食の時間に『いただきます』を言わせるのは宗教教育だからやめてもらいたい。だいたい、給食費を払っているじゃないの…

とりあえず骨折治癒

なんとか、今月初めくらいからぼちぼちと、自転車に復帰を開始した。ちょうど天候も悪い日が多くて、リハビリには良いペースになっている。「とりあえず治癒」としたのは、まだ指を完全に曲げるには至らず、腫れと痛みがなかなか取れてこないからである。と…

国家の品格

「国家の品格」藤原正彦。賛否両論、話題の書である。読んだのは既に半月前くらい。ちょっと思うところがあり、書評は控えていた。だいたい、考え方が固まってきたので、書いてみようと思う。この本について思うのは、amazonの素人書評(レビュー)のひどさ…

戦艦大和 最後の乗組員の遺言

「戦艦大和 最後の乗組員の遺言」八杉 康夫。著者は、沖縄特攻へ赴く戦艦大和の主艦橋に測矩兵として乗り込んだ人である。著者の経験した戦争を、たんたんとつづった作品。最近「男たちの大和」という映画が封切られて好評らしい。私は見ていない。戦争映画…

楽天市場がなくなる日

「楽天市場がなくなる日」宮脇睦。先日読んだ「WEB進化論」とのセット読み。「楽天税」と呼ばれる楽天市場の課金の仕組み、その経営姿勢に関する批判。それに、実践的なSEO対策(サーチエンジンで上位にランキングされる方法)の丁寧な解説まで書いてある。…

ヴァイオレット・アイ

「ヴァイオレット・アイ」スティーブン・ウッドワース。ヴァイオレット・アイとは死者と交流する能力を持ち、FBIの捜査に協力する特殊能力をもった人たちである。(最近、かれらを出演させて話題になっているTV番組がありますね~)彼らの瞳が特徴的な紫であ…

繋がれた明日

「繋がれた明日」真保裕一。この作者のs小説は、今までハズレだったことがない。本作も、なかなか読み応えがあるテーマである。主人公は、ガールフレンドにちょっかいをかけられたことに腹を立てて、相手の男を持っていたナイフで刺殺してしまう。その後、少…

ユダは裏切っていない

今まで長く見つからなかった使徒ユダのユダ伝が解読され、なんとユダは「もっとも教えを理解していた」のであり「イエスに命じられて、イエスをローマに引き渡した」のだという。ユダといえば裏切り者の代名詞だけど、この話は納得性がある。もしもイエスが…

大いなる聴衆

「大いなる聴衆」永井するみ。ヒロイン紫女史は、札幌でかつての音大時代の同級生のピアニストを招いてコンサートを開く。ところが、ピアニストは突然、演奏曲目を変更してベートーヴェンのピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」を弾く。音楽史上に残…

新入社員の皆さんへ。初心を忘れても。

本日、当社にもめでたく7人の新卒者が入社。みんな、初々しくて可愛いなぁ(^^)我が社の社長は「初心忘るべからず」という、きわめて月並みな訓辞をした。それで良いのである。だって、「初心忘るべからず」が、いかに、難しいことか。私なんざ、初心忘れっ…