Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

両さんと歩く下町

「両さんと歩く下町」秋本治。あの長寿漫画「こち亀」の作者だが、扉絵には並々ならぬ情熱を注いでいるのだそうである。なにしろ長期連載だから、扉絵のネタも尽きてくる。そこで、作者は、下町を歩いて、その風景を写真におさめ、そこに両さんを配置すると…

浴槽で発見された手記

「浴槽で発見された手記」スタニスワフ・レム。サンリオSF文庫、絶版。学生時代以来の再読である。私は、レムの作品はあまり熱心に読んでいない。もともと、ロシヤ系の作家とは肌合いが合わないのである。そんな私だが、しかしこの「浴槽で発見された手記」…

法人税が分かれば、会社のお金のすべてが分かる

「法人税が分かれば、会社のお金のすべてが分かる」奥村佳史。日本の法人税はだいたい40%とされている。この「だいたい」がくせ者で、色々な例外があったり、また地方税は自治体によって違いがあったりするからである。国際的にみると、あの高福祉で知ら…

非属の才能

「非属の才能」山田玲司。著者は漫画家で、映画化された「ゼブラーマン」だとか捻くれた文学的薫りのする「絶望に効く薬」などの作品を発表している。その著者が、一言でいえば「人と違うことをしろ。空気なんて読むな」という説教をしている本である(笑)…

夜より暗き闇

「夜より暗き闇」マイクル・コナリー。ディック・フランシスが亡くなってしまい、ついに大物ミステリ作家はコナリーだけになってしまったと思う。T・H・クックなんかも健筆ですが、彼の作品はなんとなくミステリの範疇に入らないように思うんだね。コナリー…

投了雑感

なるほど、小沢さんと刺し違えですか。花道としては、ほかになかったんでしょうねえ。しかし、昨日も書きましたが、こりゃ安倍さんの時と同じですよ。今さら辞任されても、ここまでこじれた沖縄を収集するのは容易じゃありません。年金問題と一緒です。政権…

自縄自縛

これはトラウマではないのか、と思う。自縄自縛のトラウマである。まずは、福島社民党首の罷免による社民党連立離脱である。同じく連立を組む国民新党の亀井金融大臣は「大人の対応を」と言った。亀井氏の胸中を代弁すると、このまま「辺野古はダメ」とつっ…