大凶

初詣に出かけると、つい、おみくじを引いてしまう。

今年は、元旦に大雪が降り、帰省先の地元の神様に雪の中を家族で歩いて参拝。小さいが、市内の年寄りには「霊験あらたか」と夙に有名な神社である。私自身も覚えがある、すごい神様である。
で、おみくじをいただいたら「半吉」。。。ううむ、去年と全く同じだ。。。少々落胆。

その後、東京に戻ってきて、会社の仲間と恒例の赤坂・豊川稲荷さんへ行く。
やはり気になり、おみくじを引く。「末小吉」。。。

がっくりしていると、一緒に来ていた者達が「ひきなおせ」という。気を取り直してひいたが、なんだかイヤな予感がした。。。「凶」！！！！ズバリ、やっちまいましたがな（泣）
さらに引き直し、なんとか吉札を得た。
が、３度の引き直しというと、イヤな史実を思い出す。
明智光秀が、本能寺出陣前におみくじをひいたところ、やはり凶が出て、３度引き直し、ようやく大吉を得て出陣した、という故事である。
３回も引き直した時点で、どのみち良い結末はない、という暗示である。

「ただの迷信」だというなかれ。
結構、気になるものですぞ。

そういうわけで。
今年は、何事によらず、物事を慎重に見てかからねばならん、と思っているところである。

まあ、己惚れの強い私のような性格の人間には、良い薬かもしれませんねえ。いっそ、ありがたく凶札を自戒として、目の前の壁に麗々と貼り付けておくとする。もう自棄である。

それにしても、ねえ。。。がっくり。。。