年頭所感

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、年頭所感です。
早くも閣僚辞任という鳩山内閣ですが、この内閣は羊頭狗肉ですから、長続きはしません。選挙向けにおいしい話を並べた挙げ句「やっぱムリ、ごめんね」というのが役割なんですから、そりゃ当然でしょう。
で、結論から言えば、民主党は（というよりも、小沢氏は）首相を参院選前に変えます。それで選挙。単独過半数を制するための必殺の構えでしょう。
対する自民党には、捨て身の反撃しかないんですが、悲しい温室育ちばかりですから、あえなく敗退。まあ、そんな予想ですね（泣）

よって、今年も経済はダメ、２番底です。で、たぶん、失業率がさらに上がります。そうすると、政府は再び、大規模なセイフティネットのために赤字財政を拡大させるでしょう。円の信任が揺らぎ、円安で物価高に反転するまで、この流れは止めようもないんですが、低金利の円は海外にじゃぶじゃぶ流出するでしょうし、財政赤字の巨額さを考えると金利の上げは難しいわけで、とうぶん、このデフレは続いてしまいます。デフレのあとはスタグフレーションが待っていそうです。

で、こういう時代に対する策ですけど、残念ながら個人にできることはありそうもないですね。
デフレである間は、カネを使うよりも貯蓄するほうが有利なわけで、かつ、我が国の人口はこれだけ高齢者が多いわけですから、選挙だけ考えたら「実は高齢者に優しいデフレ」は悪くないんです。
現役世代にとっては厳しいんですけど、それがこの国の現実だからねえ。

商売は何よりも資金繰り優先でしょうねえ。単価よりも回収。
長期的にみれば細ってしまうけれども、しょうがない。つらいことです。

なんだか、あまり楽しい話ではないようですが、なあに、そこは気の持ちようです。
貧困生活を楽しむくらいの気持ちでいくわけですよ。モヤシとキャベツで何品つくれるか？などと研究するのです。面白いじゃないですかね（笑）私は好きだな、そういうの。

そのうち、なんとかなるでしょう。
今年の後半から、反転が来ると思います。長続きするかどうかは別ですが、しかし、とにかく来ると思います。
それまで、堪え忍ぶのです。

お互いに、厳しい年になると思いますが。
特に、中小企業の諸氏よ。
苦しいのはお互いさまですぞ（笑）頑張って参りましょう！