この週末もとんでもない暑さ。しかし、週末を2日連続でクーラーに当たり続けるのも、体調がおかしくなってしまう。どれ、多少は身体を動かそう、、、と日曜日に自転車に乗った。
先週は、御瀧不動尊に行き、清冽な湧き水で生き返ったので、やはり湧き水を目当てに走ってみようと思っていた。で、調べてみると、、、なんと、いつも手賀沼の行き帰りに素通りしていた駒木諏訪神社(通称おすわさま)に古くから湧き水があり、「御神水」として尊ばれているという。さっそく、出かけたわけである。
いつもの通り、市川から逆川沿いに走って流山の野々下水辺公園にたどり着き、そこから豊四季駅近くの小さな踏切を渡れば「おすわさま」である。
駐輪場を探したら、「出口」と書かれた自動車の駐車場出口脇に、ちゃんと駐輪場があった。
そこから歩いて参道に入り、まずは本殿を参拝。その本殿の左脇奥に、「御神水」が湧き出している。
水量は少なめで、持参したペットボトルに満水するのに、少し時間がかかった。
お水をいただいて、さて、大堀川経由して手賀沼と思ったが、とにかく猛烈な暑さで身体が重い。これは危険だと考えて、さっさと帰宅することにした。
来た道をそのまま引き返すのも芸が無いので、帰路は流山変電所まで戻って、そこから逆川支流の富士川を遡って根木内公園で休息、そこから小金台団地を経由して金作を抜けて五香から松飛台、紙敷と通り抜ける。いずれも陸の孤島である。最終的に原木まで南下して抜けたが、途中で市川市キャンプ場の中を抜ける道などは森の中で涼しく、面白かった。このルートは、もう少し研究する価値がありそうだ。
行徳橋をわたって都内に帰宅したのだが、その頃には肩で息をする始末。バテバテだった。距離は、わずか61km。距離ではなくて、暑さで体力が削られた。
いただいた「御神水」は、冷蔵庫で冷やして、夜に飲んでみた。で、驚いた!すーっと、、、まったく「摩擦抵抗ゼロ」みたいな感じで、まさに体中に染み込む感じがする。病気の平癒に効果があるという言い伝えがあるそうだが、ほんとにそんな感じがある。あまりに感激したので、愛猫にも少し注いでやったら、喜んで飲んでいる。普段よりも、遥かに多く飲む。どうやら、愛猫にも、この水の良さがわかるらしい。
ふだん素通りしていた神社だが、実にもったいないことをしたと感じた。これからは、時間の許すときは、参拝しつつ御神水をいただくことにしようかと思った次第である。夏季の「湧き水ポタ」は、なかなか悪くない趣味のようであります。