Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

家畜の餌のタブー

国民民主党の玉木代表が、備蓄米を「あんな来年になれば家畜の餌になるようなものを」と発言して、ちょっとした議論になっている。もちろん、人間にはちゃんと新米を食わせろという趣旨である。

それで、思い出したことがある。それは、古古古米ならぬ、そのまま飼料米のことである。

 

農水省とJAは米価維持のため長年に渡って減反を進めてきたが、思うようにいかなかった。去年まで水を張っていた田圃に、いくら客土をしても野菜がすぐに作れるはずもない。それを知っている農民は、転作しないのだ。

そこで考え出されたのが飼料米で、食味よりも収量の米をつくって家畜用にしようということ。もちろん、価格では輸入トウモロコシに勝てないので、そこは税金を入れて同じ金額以下にする。そうして減反に応じた農家には税金を出す。家畜の餌が安く手に入った業者は喜び、補助金貰える農家も喜び、馬鹿をみるのは何も知らない国民だけという素敵なシステムだ。

ところが。この飼料米には重大な欠点があった。美味すぎるのである。食味よりも収量のハズが、炊いてみると一般のコシヒカリに劣らない。つまり、普通に食えてしまう。これはいかんというので、今、躍起になって「もっとマズく」するように品種改良中なのだ(笑)この飼料米が、昨年76万トン。5年かけて貯めた備蓄米は91万トンだ。

 

もちろん、こんな話はタブーなので、どんなにコメ不足でも、誰も口に出さない。今、得をしている人が皆困る話になるからだ。

 

馬鹿をみるのは、税金を払って古米を買う国民だけである。ま、政治とは、そういうものであります。。。