本日、有給休暇。
ゴロゴロするのももったいなく、ふらりと自転車に乗って走りだす。
ちょうど、昨年の夏、若洲公園に海を見に行ったら、突然の驟雨に襲われ、夢の島の歩道に雨粒が落ちてたちまち蒸発し、水蒸気のもやの中を走るという忘れられない体験をした。懐かしく思い出し、若洲公園まで走ることにする。
若洲公園のサイクリングロードは、半分くらい閉鎖して整備中だった。しかし、海側は開放していたので、夏の海を眺めることができた。

あれから1年か。早いものである。
若洲公園の帰路、自分の事務所に立ち寄って、このブログを書いているが、よく考えたらこの道を最初に走ったのが10年前だ。
1年前はつい、昨日のようだし、10年前も、さほど大昔とも思えない。
同じように、希望も不安をあって(不安が大きかった)その気持ちを鎮めようと、無心にペダルを回した。同じことを、今もしているのだ。
同じ毎日を、たんたんと過ごし、月日が経つのにも気が付かない。それは幸福なことだとは思う。しかし、カレンダーを睨みつつ、毎日追い立てられるような日々も、それなりに生きているという実感がある。同じ毎日の繰り返しでは、こうはいくまい。
では、どちらがより良い人生だろうか。
これは、一口では結論のでない話だと思った。変化のない穏やかな毎日を送っていると、なんとなく不満を覚え得るものだし、毎日追い立てられていれば、静かで安定した日々が望ましいと思う。つねに、人はその間で揺れ動く。
ひょっとすると、その揺れ動くということ、それ自体が人生の面白さであるのかもしれない。勝手な話だけど、なんとなく、そう感じた。
午後は、自宅に戻り、ベランダのペンキ塗りでもしようと思う。